おはようございます。ローカル3場開催も、早いもので来週を残すのみとなりました。中央開催しかしないという方にとっては、満を持しての秋開催でしょうね。G1に向けてのステップレースも本格化しますし、クリンチャー参戦予定の凱旋門賞、他にも、近年は海外競馬への参戦も多いですから、楽しみの秋になりそうです。日本のトップジョッキーが海外に長期遠征することはほとんどない中、今年は川田騎手がイギリスに武者修行中。ムチの使用制限で騎乗停止になっていましたが、海外にチャレンジすることは良いことだと思います。調べてみると、川田騎手は9月3日までの二ヶ月間だそうで、他にも、野中騎手は研修のため、アイルランドへ、坂井騎手は昨年から拠点をオーストラリアに移して実績を積んでいるそうです。
坂井騎手と言えば、5月27日の安土城Sが私の中で印象に残っていて、そう安田記念一週前のモズアスコットが2着になったレースです。翌週連闘でG1を制することになるモズアスコットを勝たせることができなかった、この経験は彼にとってより高みを目指すための良い経験になったのではないかと感じています。よく福永騎手のキングヘイロー(ダービー)が言われますが、そのくらいターニングポイントになっていたら良いなと。ただ、よくよく考えれば、オーストラリアに武者修行中で一時帰国している彼に、モズアスコットを託した陣営がいた訳で。それだけ彼のことを評価していたことになります。期限を決めずに現地滞在している彼ですが、もし、日本に戻ってきたら、要注目ですね!オーストラリアの若手NO1のアブドゥラ騎手が先月から来日していますが、彼のコメントの中に「オーストラリアと違って馬群がばらけるから乗りやすい」という発言がありました。密集競馬でもまれた騎手だからこその言葉で、やはり海外での経験は大きいんでしょうね。あとは騎手の世界がエージェントを含む政治的な世界にならないこと、最近は蛯名、横山典などエージェントと契約を結ばないパターンも見られますので、実力で這い上がれる仕組みを作って、若手が上に行きやすいシステムになって欲しいなと思います。
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