新種牡馬辞典、第二十二弾はトウケイヘイロー。それまでマイラーだと思われていた存在がいきなり2000mの重賞を3連勝したあの衝撃は今でも鮮明に覚えています。それだけではなく、父は*サンデーサイレンス産駒ながら地方の下級条件を勝っただけのゴールドヘイロー、母父はそれなりの良血馬ながら戦績的には下級条件止まりの*ミルジョージといういわば「雑草魂」ともいうべき血統も注目されましたね。残念ながらその輝きは一瞬で、最後までGIタイトルには縁がありませんでしたが、鋭い相馬眼でゴールドヘイロー・*ミルジョージを種牡馬として導入した中村和夫氏の粋を集めた結晶として1頭でも活躍馬を送り出してほしいものです。 続きを読む
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