新種牡馬辞典、第二十三弾はセイクリムズン。ダート短距離で実に16勝、うちダートグレードレース9勝と血統さえよければポストサウスヴィグラスになれる可能性を十分秘めた存在でしたが、父は不出走馬で種牡馬として華があるとはいいがたいエイシンサンディ、父・母ともに母系を遡れば小岩井農場の基礎牝馬にたどり着く土着牝系、さらにクロスがあると思ったらなんと*ムーティエの5×4というトレンドとは正反対の血統が災いして牝馬は全く集まっていません。しかし2歳時から8歳時まで7年連続で勝利をあげた仕上がりの早さと息の長さ・丈夫さは中小のオーナーにとっては非常にありがたいもので、何とかそのポテンシャルが日の目を見ることを願いたいですね。 続きを読む
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