2019年7月1日月曜日

【ラジオNIKKEI賞回顧】ブレイキングドーンは悪いところがなかった

最後にラジオNIKKEI賞をチェックしよう。

■ブレイキングドーン【悪いところがなかった】
跳びが大きいから本来なら小回りは得意ではない。ただ、今回は外枠ということもあってコーナーを大きく回れたというのが良かった。また、馬場も良いところを通れたというのもあるね。外枠を引いたことが今回は良い方向に出たと言えるね。脚が取られる馬場を考えて早めに仕掛けていたし、渋った馬場もこなせていた。悪いところがない良い騎乗だったね。

■マイネルサーパス【良馬場と変わらないような走り】
インコースをロスなく立ち回っていた。外と比べると馬場が悪かったと思うけど、それを苦にしない走りで他馬よりも短い走破距離で済んでいたね。良馬場と変わらないような走りができていたのが好走の要因だと思う。

■ゴータイミング【重馬場適性がある】
スタートで後手を踏んで後ろからの競馬になった。これはもったいなかったね。ただ、重馬場は後ろが不利になりやすいけど、この馬は3着に来た。今回のような馬場をこなしたと言っていいだろう。重馬場適性がある馬だね。

人気になっていたヒシイグアスとディキシーナイトは馬場が合わなかった。ヒシイグアスは向こう正面から走るのを嫌がっていて、ディキシーナイトは普通なら4コーナーで手前を替えてくるはずなのにそれがなかった。2頭とも度外視の一戦だろう。

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