2019年8月22日木曜日

年度別種付け情報 - 1985年その2

1985年の続き。前年度に三冠を制したシンボリルドルフがこの年も年度代表馬に輝きますが、さらにその2年後にはサクラショウリ産駒のサクラスターオーが、1991年には息子であるトウカイテイオーが年度代表馬に輝き、さらにはメジロマックイーンやダイタクヘリオスといったGI馬が登場するなど、ここからの数年間が日本におけるヘロド系の最後の輝きだったと言えそうですね。今では年間数頭、数年前には現役種牡馬ゼロだった時期もあり、まさに絶滅の危機に瀕している状況ですが、他国からの輸入に頼らずここまで内国産系統を存続し続けているというだけでもすごいことなのかもしれませんね。

<系統別種付け数 1985年>

父系 種牡馬数 種付数 前年比 割合 増減
エクリプス系 7頭(1頭) 156頭 ▼18 1.4% ▼0.1
ハンプトン系 11頭(3頭) 495頭 ▲18 4.3% ▲0.2
ハイペリオン系 55頭(4頭) 1341頭 ▼134 11.7% ▼1.1
ベンドア系 12頭(0頭) 179頭 ▼20 1.6% ▼0.1
ファラリス系 20頭(3頭) 437頭 ▼147 3.8% ▼1.3
ナスルーラ系 132頭(25頭) 3086頭 ▲52 27.0% ▲0.7
ターントゥ系 21頭(1頭) 808頭 ▼27 7.1% ▼0.1
ノーザンダンサー系 48頭(11頭) 2237頭 ▲430 19.6% ▲3.9
ネイティヴダンサー系 13頭(1頭) 307頭 ▼109 2.7% ▼0.9
フェアウェイ系 14頭(1頭) 431頭 ▼39 3.8% ▼0.3
ブランドフォード系 16頭(5頭) 110頭 ▼53 1.0% ▼0.4
セントサイモン系 38頭(8頭) 445頭 ▼39 3.9% ▼0.3
プリンスローズ系 32頭(1頭) 629頭 ▲8 5.5% ▲0.1
ヘロド系 32頭(5頭) 610頭 ▼18 5.3% ▼0.1
マッチェム系 11頭(1頭) 151頭 ▼9 1.3% ▼0.1
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