続いて1987年。減り続けていた生産頭数も底を打ち、この年は一気に前年度より500頭以上も生産数が増加しました。それに伴って新種牡馬の数も80頭を超え、供用された種牡馬数も500頭を数えるなどここから1991年のピークに向けて一気に増加していくことになります。この年はサクラスターオー、マックスビューティと2頭の二冠馬が出ましたが、マックスビューティはエリザベス女王杯で2着の後はオープン1勝のみ、サクラスターオーに至っては有馬記念での故障が元で安楽素処分となりました。サクラスターオーはサクラユタカオーの甥にあたる馬ですから、もし存命なら今でもサクラショウリのラインが存続していたのではないかと思うところです。
<種付け基本データ 1987年度>
種牡馬数 500頭 | 新種牡馬 84頭 | 種付数 11864頭 | 生産数 8311頭 |
外国産 221頭 | 外国産 27頭 | 外国産 7087頭 | 外国産 4958頭 |
内国産 279頭 | 内国産 57頭 | 内国産 4777頭 | 内国産 3353頭 |
外国産率 44% | 外国産率 32% | 外国産率 60% | 外国産率 60% |
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