2019年8月29日木曜日

年度別種付け情報 - 1987年その1

続いて1987年。減り続けていた生産頭数も底を打ち、この年は一気に前年度より500頭以上も生産数が増加しました。それに伴って新種牡馬の数も80頭を超え、供用された種牡馬数も500頭を数えるなどここから1991年のピークに向けて一気に増加していくことになります。この年はサクラスターオー、マックスビューティと2頭の二冠馬が出ましたが、マックスビューティはエリザベス女王杯で2着の後はオープン1勝のみ、サクラスターオーに至っては有馬記念での故障が元で安楽素処分となりました。サクラスターオーはサクラユタカオーの甥にあたる馬ですから、もし存命なら今でもサクラショウリのラインが存続していたのではないかと思うところです。

<種付け基本データ 1987年度>

種牡馬数 500頭 新種牡馬 84頭 種付数 11864頭 生産数 8311頭
外国産 221頭 外国産 27頭 外国産 7087頭 外国産 4958頭
内国産 279頭 内国産 57頭 内国産 4777頭 内国産 3353頭
外国産率 44% 外国産率 32% 外国産率 60% 外国産率 60%
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