2020年4月19日日曜日

週刊種牡馬ニュース 4/13 - 4/19

今週は皐月賞よりもまず中山グランドジャンプに触れたいと思います。何より前人未到の同一重賞5連覇。特に今年は何頭もの競走中止馬が出た史上最悪クラスの道悪で、勝ち時計5分02秒9は過去20年間で2番目に遅い時計でした。同コースのレコードは2年前にオジュウチョウサンがマークしていますが、それより20秒も遅い決着ながらいつもと変わらず王者の貫禄を示した同馬はまさに史上最強の障害馬で、引退後の顕彰馬選出は確実でしょう。今後目指すは障害馬初の10億円ホース、そして最後はやはり種牡馬入りしてその産駒をまたターフで見てみたいものです。

そして皐月賞。無敗馬対決は1番人気コントレイルが制し、父に続いての無敗のクラシックホースとなりました。2着サリオスも強かったですが終わってみればあっさりといったところで、東京スポーツ杯の時点で早くも出ていたディープインパクトの最高傑作との呼び声もじわじわと現実味を帯びてきた気がしますね。先日連続勝利記録が途絶えたディープインパクト産駒ですが、その一方でこうして超大物候補が出てくる層の厚さはさすが。キズナが好調なところに満を持して同馬が後継種牡馬となり、さらにディープインパクト系を発展させてほしいですね。 続きを読む


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