2020年4月22日水曜日

海外種牡馬事情 - フランス編

続いてはフランス。ソースはfrance sireで、ETALONS(STALLIONS)の個別ページからPRODUCTIONの項目を開けば種付け数と産駒数の情報が見られます。ただ、何頭かリストにありながら情報が見られない種牡馬がいるので、すべての種牡馬を網羅できていないかもしれません。例えば日本から海を渡ったレゴラスもページ自体はあるのですが、情報を開くことができませんでした。なおこのサイトにはアングロアラブも含まれているようですが、リストには掲載していません。

さて系統別ですが、やはり欧州だけにノーザンダンサー系優勢は変わらず、同系統が60%以上を占めています。その中でもサドラーズウェルズ系やデインヒル系が優勢なのも英愛と変わりませんが、大きく異なるのはナスルーラ系の割合が10%ほどあるところで、障害用を中心としたミルリーフ系、カラムーン系種牡馬への需要と、仏クラシックホースを出したルアーヴルなどが数字を伸ばしています。一方でマイナー父系も幅を利かせており、アカテナンゴ系やダンテ系、ノウンファクト系種牡馬などが一定の牝馬を集めています。 続きを読む


see more info at 父系馬鹿