続いてはニュージーランド。ソースはLOVERACING.NZのサイトからで、Stud BookからStallions Standingと入っていけば個別の種牡馬情報が得られます。ニュージーランドは隣国オーストラリアには遠く及ばないものの世界で十指に入る生産頭数を誇る国で、供用種牡馬のうちニュージーランド産馬が約4割、オーストラリア産馬も含めれば全体の3/4を占めています。欧州からのシャトルスタリオンも盛んに導入されているほか、日本からも何頭かディープインパクト産駒が導入されており、多くの牝馬を集めることに成功しています。
オセアニアなのでデインヒル系のシェアが最も大きいのですが、それに匹敵するほどのシェアを誇っているのがザビール系です。ザビール産駒のニュージーランド産馬といえば歴史的名馬オクタゴナルなのですが、同馬はオーストラリアで供用されたためその末裔は意外に少なく、主流は豪州産馬で後にニュージーランドで種牡馬入りしたサヴァビールの系統となっています。一方でザビール以外のマイナー土着父系はあまり残っておらず、エアロヴェロシティなどで有名となったピンズからトムフールに遡る系統はもはや絶滅寸前となっているようです。 続きを読む
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