2020年8月4日火曜日

【レパードステークスの展望】~波乱の近2年も結果的には一握りの後の出世馬=古馬OP通用馬(グリム&ヒラボクラターシュ&ハヤヤッコ)での決着→一にも二にも“能力”で決まる3歳ダ重賞~

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【レパードSのレース展望~波乱の近2年でも結果的には一握りの後の出世馬=古馬OPクラス通用馬(グリム&ヒラボクラターシュ&ハヤヤッコ)での決着→一にも二にも“能力”で決まる3歳ダ重賞~】

uilpooiu9p@

まずはもう一つの3歳限定ダート重賞であるユニコーンSのレース展望を参照↓

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『近13年中12年で「上位人気3頭(1,2,3人気馬)の中から2頭以上が馬券に絡む」という屈指のガチガチ決着レース(一にも二にも“能力”で決まる3歳ダート重賞)』

昨年は[ワイドファラオ→デュープロセス→ダンツキャッスル]

一昨年は[ルヴァンスレーヴ→グレートタイム→エングローサー]

3年前は[サンライズノヴァ→ハルクンノテソーロ→サンラズソア]

4年前は[ゴールドドリーム→ストロングバローズ→グレンツェント]

5年前は[ノンコノユメ→ノボバカラ→アルタイル]

7年前は[ベストウォーリア→サウンドリアーナ→サウンドトゥルー]

中には早熟馬としてこのレースを最後に終わる馬も見られますが、基本的にはその時点で一線級馬としての素質を見せており-その後にキチンと一線級馬にまで出世を果たす馬(つまりは人気を背負う実力馬)が、ココで順当に力を示してくるというガチガチ決着が基本です。

3年前2着ハルクンノテソーロは場違い感ありますが、その出走馬の中で結果的にはその後にダートでOPクラスで通用しているのは1着サンライズノヴァ・3着サンライズソアだけでしたので、物理的にそういう場違い馬にも席が1つ空いていたというだけの話で、本質的には上記の通りの決着だったと言って良いでしょう。

昨年と一昨年もややネームに欠ける馬が名を連ねていますが、それも全体のレベルが低い中で相対的に上位実力馬が入線した結果には変わりなくて、上位人気馬3頭中2頭が上位入線した順当決着でした。

これらの背景としては、3歳馬にとって始めての中央ダート重賞レースであり、そこには将来の非上級クラス馬から重賞級馬まで一堂に会するという能力格差著しい場面で、あたかもG1レースかの様な“絶対的な能力比べ”が第一に行われるレースとなっているからと考えられます。

故に強い馬が強いという決着傾向で、上位人気3頭の内2頭が崩れたのは過去13年で1度しかないという、JRA全重賞レースの中でも屈指のガチガチ決着レースとなっているワケです。

その一方で、近年では1番人気馬の信頼度が少し落ちているのですが、その人気を裏切った1番人気馬は[アジアエクスプレス][ゴールデンバローズ][リエノテソーロ][デアフルーグ]という顔ぶれで、それらの共通項としては2歳~3歳2月までに特大パフォーマンスを残した馬で、その後の3歳春にダートではそれを更新してこなかったという馬…結果的には“過去の栄光馬”で、この3歳6月時点では既にその優位性を失っている状態だったのが走れなかった最たる理由になっています(それらの人気裏切り馬はこのレースだけ走らなかったのではなく、その後も思うような成績を残せずにいる早熟烙印馬ばかりとなっています)。

今年のユニコーンSは豪華メンバーによる一戦で、netkeibaでは4頭が単勝一桁オッズ想定となっていますが、上記に則ればその中で最も怪しいのは、昨年12月朝日杯FS4着がピークでその後の成長力に怪しさある非上昇近況のタガノビューティーではないかと見ています。

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東京マイルのユニコーンSと新潟1800のレパードSとでは舞台設定こそ大分異なりますが、中央競馬では2レースのみの3歳限定ダート重賞レースという意味で、両者は非常に似通ったレース傾向となっています。

このレパードSも、上記ユニコーンS同様に『極一部には早熟馬としてこのレースを最後に終わる馬も見られますが、基本的にはその後に一線級馬にまで出世を果たす馬が、ココでキチンと力を示してくるという順当決着が基本』となるワケです。

3歳世代ダート重賞1発目ユニコーンSは(本年も含めて)近14年中13年で、上位人気3頭の中から2頭以上が3着内に入るというガチガチレース傾向。

3歳世代ダート重賞2発目レパードSもそれと同じ話が言えて、レース創設以降全11年で「1番人気 [5-2-3-1](複勝率91%)」「2番人気 [3-1-1-6](複勝率45%)」という上位人気優勢傾向が出ています。

一昨年は5番人気→10番人気の決着でしたが、それもグリム&ヒラボクラターシュという結果的に後に出世する2頭での入線で、その時点で競馬ファンがまるで読めていなかっただけで、実は本当に強かった馬がそのまま好走した結果。

昨年は10番人気ハヤヤッコ→1番人気デルマルーブルの決着で、これも同様にその後に古馬相手にOP好走することになる3頭中2頭での入線で、その時点で競馬ファンがまるで読めていなかっただけで、実は本当に強かった馬がそのまま好走した結果(※もう1頭の後の古馬OP好走馬ブルベアイリーデは7人4着)。


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つまりは、適性やら枠順やら展開やらのサブ要素よりも、何よりもその馬の真の力を見抜いて、それをそのまま印順に反映させるべきレースだと言えるでしょう(結果的に強い馬が順当に上位入線するレースで、その中で競馬ファンが見えていない強い馬がいた場合にのみ波乱決着となるという)・・・よって、今回パフォーマンスレベル最上位評価する〇〇〇〇〇〇には、素直に買いジャッジを下したいです。

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