お待たせしました!
◎ダノンスマッシュ(馬主:ダノックス、生産:ケイアイF)
ここだけの話、直前まで◎と心の本命馬を入れ替えるか迷いました。
結論としてG2重賞では無類の強さを発揮する、“前哨戦のダノン”を最重視。三浦騎手が継続騎乗する理由の裏も取れましたし、狙うなら本番のスプリンターズSより今回……と、判断した次第です。
関係各所に最大限配慮して川田騎手が乗らない理由を述べると、ひと言で説明すれば人気を裏切った3走前の高松宮記念10着で、敗戦の詰め腹を切らされたんですよね~。
あれは個人的にジョッキーの責任ではないと思いますけど、結果としてダノンスマッシュは京王杯SCでレーン騎手に乗り替わり1着。2着は降ろされた事実を隠蔽(!?)するため、敏腕エージェントが用意したステルヴィオに騎乗した川田騎手だったりします。
すなわち、セントウルSで川田騎手がダノンスマッシュに乗らないのではなく、正確には“乗れない”と表現するのが適切です。
陣営としても1度クビを宣告した騎手に「この前は悪かったな。(ろくな騎手がいないから)また乗ってくれ」とは頼みづらいですし苦笑、理不尽な仕打ちを受けた川田騎手サイドも、内心穏やかではないでしょう。
補足として川田騎手は他のダノックス(ダノン)の馬には騎乗しているので、アドマイヤの近藤利一オーナー(故人)と武豊騎手のような絶縁状態ではないです。念のため。
ひょんな事から勝負の手綱を託された三浦騎手としても、セントウルSで結果を出さなければ次走で乗り替わり必至。開幕週の馬場に8枠16番は楽ではありませんけど、文字どおりG1度外視の渾身騎乗に期待します!
心の本命馬セイウンコウセイ(馬主:西山茂行、生産:桜井牧場)
増田陽一オーナー2頭出し“前門の虎”ラブカンプーが大外枠に入らなければ、得意の中京コースで◎抜擢も検討していました。
旧ブロブ及び愚書単行本で度々触れたように、“後門の狼”キングハートとの兄妹チームプレーを結構な確率でやってきます。特に今回はラブカンプーが3走前のCBC賞で逃げ切った時の斎藤新騎手に戻りますし、大外枠から強引にハナを主張してくるでしょう。
3歳馬ビアンフェとの先手争いが激化すると、開幕週の馬場でも先行勢は苦しくなることが予想されます。今回はその分だけ評価を下げた形です。
セイウンコウセイは最終追いでは、約4年ぶりとなる併せ馬を敢行。来週のセントライト記念に出走を予定しているガロアクリークに1番先着するなど、並々ならぬ意気込みを感じます。
個人的に馬主関係者から賄賂(笑)を頂戴してしまった手前、西山茂行オーナーがおっしゃる通り何とかもうひと花咲かせてほしい。それが今回ではないかなと?
今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!
すでに公開しているセントライト記念記事も9/14(月)、15(火)と毎日更新。アクセスが少ない月・火・水・木は、期間限定で『馬主絡みのマル秘話』をコッソリ暴露しますのでお楽しみに!
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