フェブラリーＳ2015枠順確定
連覇を狙うコパノリッキーは２枠４番と内目に入った。内枠ということでちょっと不安がよぎったが、枠順を見ると同型のコーリンベリーがその内に入ったこともあるので、大きなリスクはないかなというところ。それに芝スタート自体は苦手ではないし、出負けの要因は中京の坂スタートにあると思っているので、まあ普通に五分に出られればまずコーリンの外にはつけられるだろうとみている。枠は悪くないので、後はしっかりと五分に出てレースの主導権を握れればというところ。コーリンを見ながらでもいいと思うが、武豊がどこまでハナへの意識を持っているかによると思う。あまり語ることはないが昨年のように番手追走からペースをしっかりとコントロールして出し抜く競馬の方が合うと思う。
根岸Ｓ２着、昨年の武蔵野Ｓの覇者ワイドバッハは６枠１１番これも極端に後ろから進める馬なので枠はそんなに気にならなかったが、まあこの枠なら問題ないだろう。いずれにせよ後方からだし、昨年のように極端に緩める競馬になった時にはどうしても外から前を向けないと厳しい。そういう意味でもいろんな選択肢を狙えるというのは良い材料だろう。あとは嵌ればというところで、２列目勢がしっかりと突いてくれてのハイペースが理想で、そういう意味では展開待ちの身というのは変わらないだろう。
明け４歳の実力馬インカンテーションは７枠１４番と外枠に入った。これは個人的にはかなりいい枠かなと思っていて、特に前々を意識したい中でコパノやコーリンが最序盤にポジションを決めきるまでに外から勢いをつけて２列目の外にまで押し上げられれば前２頭もある程度ペースを引き上げざるを得なくなる。内田博幸だし中途半端に好位雁行列で外々というよりは前々でポジションを取り切る競馬の方を良しとしそうだし、芝スタートは未知数だが多少出負けしてもある程度リカバーしやすいだろう。中弛みになった時には内で包まれるリスクも小さいし持ち味はポテンシャルだけに、まあ外から出し切れる枠でもあり、前々を狙うチャンスもある枠でもありと、自由度は広がった。あとはどういう競馬に持ち込むかというところ。
昨年のプロキオンＳの覇者ベストウォーリアは ５枠１０番と中目の枠。この馬が展開のカギを握りそうで、今回内外に２列目勢が散らばった中で、サンビスタ、レッドアルヴィスが自身より内、外にはインカンやワンダーアキュートあたりがいて、内外からポジション争いで挟まれるリスクが出てくる。これを嫌って下げてしまうとどうかなという感はあるので、戸崎がしっかりとポジションを主張して２列目を確保できるかどうか。昨年は極端な中弛みになったのも大きいし、基本的にはある程度内からでも立ち回れる馬だが、内をとる以上しっかりと前目のポジションをとって詰まるリスクを小さくしてもらいたい。逃げる２頭の直後ぐらいが取れればいいが。２列目外でもいいやというぐらいの気持ちで競馬ができれば。
ローマンレジェンドは１枠１番と最内枠に入ってしまった。まあかなりギャンブル色が強い枠に入ったなというところだが、あまり分は良くないだろう。逃げ馬２頭がすぐ外から前をとってくると思うので、この２列目のポケットをキープできるかどうかがまずポイントになる。この馬は総合力は持っておらず、流れとしては完璧に乗られたチャンピオンズＣでも加速地点で前を向いてタルマエに勝負になっていないレベルなので２列目ポケットから中弛みになってしまうと動けない可能性が高くなる。仕掛けが早ければという面もあるが、この馬の場合エルムＳのようにポテンシャル勝負では強いがＴＳ持続力はチャンピオンズＣから見ても過去の東京大賞典での負け方でも微妙なので、緩んでしまうとどう乗っても厳しい枠になったと思う。この枠なので２列目ポジションとって外から誰かが積極的に前２頭を突いてスペースを広げてくれての一貫ペースになれば逆にチャンスは大いに浮上してくるが、ギャンブル要素は強い。まあフェブラリーＳは元来ハイペースになりやすいので、そういう展開ならチャンス。
川崎記念２着のカゼノコは３枠５番と内枠に入った。いずれにせよ基礎スピード的に足りないので最後方近くからの競馬になるだろうし、枠はそんなに気にならないが、最初から外に出して前を向ける分だけ外枠の方が楽ではあったかなという程度。枠どうこうよりも中盤いかに前が勝手に緩んでくれるかが重要だし、12秒前後のラップを刻み続けるような競馬では内を突こうがスピード不足で厳しい。勝ち負けを意識するなら昨年以上に序盤～中盤の緩みが大きいところでの捲り以外は難しいとみているので、それに賭けての外にしっかり持ち出せるかだろう。鞍上は強化されて積極的な競馬ができる浜中なので、これは面白い材料。あとは中弛みに乗じて押し上げられるかどうかだけ。それができなければこのクラスでのマイルの総合力勝負、ハイペースで基礎スピードが要求されての競馬では厳しいだろう。
レッドアルヴィスは４枠８番に入った。これもベストウォーリアと同じで内外に２列目勢が散らばった状態で、そこからポジションの取り合いになるのでここでしっかりと主張できるかどうかというところ。半端に内目の枠なので、前を向こうと下げてポジション下げるも雁行状態の好位～中団馬群のまん真ん中に入り込んで、更に中弛みとかになってくると絶望的になるし、ハイペースで積極策となると武蔵野Ｓで苦戦しているしこの辺の判断は難しいところだと思う。ただ、コーリンが行って番手がコパノリッキーならその直後の２列目を確保できる枠でもあると思うので、早めにローマンレジェンドの外に並びかけて２列目で競馬できれば面白いかも。ギアチェンジは武器になるほどではないが内からでも最低限の対応はできると思うので、コパノの出し抜きの直後からＬ１で差すイメージが持てればそれが一番かな。ポジション取りそのものはライバルが多いが、２列目の中目でコパノの直後を離さないつもりならいい枠かなと思う。
逃げる可能性が高いコーリンベリーは１枠２番に入った。これは結構絶好枠だと思っていて、個人的にはコパノより内、コパノが外という条件が欲しいなあと思っていたが、これは良い。これならコパノがそこまでゲートが上手いわけではないし、早い段階で１，２馬身ぐらい前に出られる公算が強くなった。コパノがポケットに入り込むという選択肢は皆無なのでこれでコパノがその差から一気にハナを奪い取るということもないだろうし、コーリンのペースでコパノ番手の可能性が非常に高くなったといえる。あとは何処までコントロールしながら要所で出し抜く競馬に持ち込めるか。ただ極端に緩めすぎると今度はカゼノコみたいに明らかにマイルが短いスピード的に足りないトップスピードタイプに付け入るスキを与えかねない。この辺りのバランスをしっかりと取ってほしい。理想は平均ペースながら中盤コーナーで緩めるという昨年と同じ展開。フェブラリーＳはハイペースになりやすい舞台だし、そこまで持ち込むのは楽ではないが、今回の条件なら各馬のマークもコパノに集中するしその前でコパノに合わせて動き出しを我慢できる。一発の条件は揃った感はする。
【2015.1.11 京都6R3歳500万下牝】
プラン名：「週末作戦研究室」
■【推奨馬】
◎①フィールドスラッピ
○⑪トーホウレゼルヴ
▲⑥ブラックショコラ
△⑩グランドポピー
■コメント
￣￣￣￣￣
前走でようやく未勝利を勝った①フィールドスラッピ。今回は500万クラスに昇級するが、勢い充分で連勝可能である。しかも今回も前走同様、牝馬限定戦でもあり勝負になる。前走で勝利に導いた太宰が再度騎乗し、乗鞍の少ない太宰にしても、結果を出さなけれいけない1戦でもある。
提供情報
3連複フォーメーション9点
1頭目①
2頭目⑪⑥⑩
3頭目⑪⑥⑩②⑨
狙いのフィールドスラッピはゲートの出が遅く苦しいかと思ったが、逃げ馬が揃っていたため、前がやりあい、かなりのハイペース↓↓
直線では大外に持ち出し、鮮やかな追込みが気持ちよく決まって勝利！
やはり陣営と太宰騎手の本気度は本物だった...
終わってみれば見事な3連複的中！！ということは、、、
⇒3連複 1-10-11 17.8倍 ×500円＝8,900円!!
（因みに、この予想なら強気に3連単で買っても当たっていたはずなので、、惜しかったですが）
競馬総合研究所ターフビジョンおそるべし、、
仕事柄、競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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