2015年3月9日月曜日

フィリーズレビュー 2015 出走予定馬:ムーンエクスクレス、ハイレベルのJF4着で一歩リードか

七騎の会:フィリーズR728-90







2015 3/15(日) フィリーズレビュー(GII) 阪神芝内1400m

出走予定・登録馬一覧



アンブリカル 54.0 ウィッシュハピネス 54.0 エフェクト 54.0 オーミアリス 54.0 キクノサージ 54.0 クイーンズリング 54.0 グレイスフルワード 54.0 クールホタルビ 54.0 コパノハート 54.0 コートシャルマン 54.0 スマートグレイス 54.0 スマートプラネット 54.0 ダノングラシアス 54.0 タマモイヤリング 54.0 テンダリーヴォイス 54.0 ノーブルヴィーナス 54.0 バチスタ 54.0 フィドゥーシア 54.0 ペルフィカ 54.0 ムーンエクスプレス 54.0 メイショウサワヤカ 54.0 メジャーガラメキ 54.0 ラクアミ 54.0 ラッフォルツァート 54.0 ラホーヤビーチ 54.0 レオパルディナ 54.0





 JF上位組が順当にチューリップ賞でも上位を構成した中で、JF4着のムーンエクスプレスがここでは一応中心的な存在となりそう。12番人気の低評価を跳ね返す粘り込で強敵相手に健闘と言っていい。今回は再び1400mに短縮することになるが、1400自体は秋明菊賞で結果を出している距離。前走の粘りが本物かどうか、この一戦で証明し、桜の舞台に駒を進めたい。





 元々は1200で勝ち上がってきた馬だが、未勝利のラップ的にも少し淀みがあって再加速の流れで抜け出していたように、1400での活躍そのものはある程度予想できた。ただマイルの2歳女王決定戦での粘りとなるとちょっと驚かされたのは事実だ。





 阪神芝外1600m戦で47.2-47.2と平均ペースの流れだが、12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3とL3最速戦で単調な平均ペースではない再加速の流れ。大外枠で五分のスタートからじわっとハナを窺うようなそぶりを見せて前を突き、2列目の外という形。先頭列から一列置いたところで様子を見ながら3~4角で前が仕掛けたところでじわっと手を動かして2列目で直線。そこからジリジリと伸びてきて一旦は先頭に立った。だがL1では強敵に内外から差されてしまっての4着。ただ人気薄の中でこの平均ペースを積極的に追走し、要所でのペースアップにしっかりと反応して直線序盤までは先頭に立つなどの見せ場もはっきり見せた。仕掛けも早い流れだったのでL1で甘くなったのは仕方ないし、上位のレベルを見ても大健闘の4着といっていいだろう。マイルで比較的タフな馬場で基礎スピードを活かしながらもしっかりと要所で動けたという点を評価したい一方で、前目につけた、早めに仕掛けたという面もあるにせよ、L1でのTS持続力という観点ではやはり上位陣には見劣った。L2の11.5の地点では頑張っていたこと、仕掛けがL3ということを考えても最速地点での脚色では見劣らない内容でもあり、やはりL1が落ち込む競馬になったことが響いたかなと。想像以上に強い競馬だったことは間違いない。





 1400mではどうか、という点では京都の2走を見る。まず秋明菊賞では京都芝内1400m戦。ペースは33.9-35.1とハイペースの流れで11.4 - 11.5 - 11.6 - 11.4 - 12.1とラップ的にも淀みない基礎スピード戦となっているし、L1も落ち込んだ。この流れで好発からじわっとポジションを調整しながら2列目のポケットを確保、3~4角でもロスなく立ち回って前のノーブルルージュが抜け出した直後のスペースをしっかりと活かして抜け出す。L1でもしっかりとセーフティリードを保っての完勝だった。スタートよくポジションを取っていい位置を確保できたというのが非常に大きいし、コーナーでも速いラップの中でロスがなかった。基礎スピードの高さ、ポテンシャルの高さは見せてきたといっていい。





 一方でファンタジーSではやや伸びあぐねた。 35.3-34.4と真逆のペースで1400m戦でも外回りと違う条件でもあったが、11.9 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 11.5とL2最速でそれなりにトップスピードを要求され、L1もそんなに落ちなかった。まずまずのスタートから無理せずじわっと出して行って2列目の外を最終的に確保。3~4角では前に対して少し差を広げられるような感じで4角で仕掛ける形。直線序盤で置かれてしまってL1でようやくジリジリと脚を使ってくるがという程度だった。映像的に見ると、3~4角で先頭列と2列目との差が開いていて、ラップ的に見ても前が緩い流れからじわっと加速していくという段階で少し仕掛けが遅れた印象でもあり、そこから直線序盤で置かれていたようにややエンジンの掛かりが悪いかなというところは見せたといえる。





 JFとファンタジーSでの違いは仕掛けの積極性とラップ推移にあるかなと感じる。JFでは下り坂となる4角から先頭列が一気に動いていてそれに合わせてしっかりと仕掛けていた。し、結局4角が最速地点だったため直線序盤にはエンジンがかかっていたという感じ。一方でファンタジーSは3~4角での仕掛けも前の積極性に対して消極的だったし、それが最速地点となった直線入りで置かれたことに繋がったかなという印象。いずれにせよ動き出しをある程度意識しないといけないタイプという印象で、それができれば距離に関しても対応ができると。今回は阪神内1400m戦なのでそこに関してはそんなに心配はない。ペースが平均的に流れやすいコースなので、単調な基礎スピード、ポテンシャルを要求される競馬になりやすいだろう。タフな馬場が想定されるがJFであのパフォーマンスができたなら馬場適性はさほど不安はない。1400の消耗戦でポテンシャルを発揮してきそうな馬が怖いが、実績馬という括りの中で見れば純粋に最上位にいるとみる。ただ、個人的には1400よりはマイルの方がパフォーマンスが上だとは思っているし、秋明菊賞は上手く内枠と馬場を活かした競馬になったのも確か。1400のポテンシャル勝負では抜きん出た存在ではないと思う。ここでどういう競馬ができるか、桜花賞を考えれば強い競馬を期待したいところ。









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3着までに入れば桜花賞の優先出走権が与えられるこのレース。今年の桜花戦線はルージュバックという怪物がいる事もあって、前哨戦が目イチ・優先出走権獲得に重きを置いている陣営も少なくない。



しかし、当社が注目しているのは“打倒ルージュバック”を掲げている某陣営。桜花賞と同じ条件で行われるチューリップ賞に使うプランもあったが、敢えて1ハロン短い1400mのココに使ってきたのは、テキ曰く「絵に描いた餅にならないよう、相手関係を見て確実に勝てる方を選んだ」との事。



たしかにレッゴードンキ・コンテッサトゥーレ・クルミナル・ココロノアイ・ロカなどがいたチューリップ賞と比較すると傑出馬不在で正直ドングリの背比べと言っても過言ではないメンバー構成。続けて「ただ貰いも同然だからこそレース内容にも拘りたい」と陣営は行き掛けの駄賃である事も併せて強調している。



それ以外の陣営からも「マイルだと気持ち距離が長いから1400mのココで権利を獲りたい」「馬主関係者が競馬場に来場する手前、何が何でも3着以内に入らないとまずい」などなど、一般スポーツ・専門紙にはまず掲載される事のないオフレコ扱いのネタが続々と入ってきている。



なお、今回無料登録された会員様には、天候・馬場状態を加味した上でレース当日14時に勝負買い目を無料配信するのでお楽しみに!



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七騎の会:フィリーズR300-250






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