出走予定馬・枠順
ロイヤルアスコット開催が行われるアスコット競馬場、世界のミドルディスタンス路線最強を決めるプリンスオブウェールズＳが日本時間で今夜24:20発走予定、グリーンチャンネルで放映される。その中に日本からは昨年秋の天皇賞馬スピルバーグが果敢にチャレンジすることとなった。相手はドバイワールドＣ２着、アメリカから果敢に欧州にチャレンジするカリフォルニアクロームや、本場欧州の名中距離馬となりそうな昨年の愛チャンピオンＳ覇者ザグレーギャツビー、オーストラリアからはクライテリオンといったところが集まり、国際色豊かな競馬となる。そんな中で日本の名中距離馬が末脚をいかんなく発揮できるかに注目したい。
今回はロイヤルアスコット開催ということで、もちろんアスコット競馬場での開催となる。三角型コースでコーナー３つにマイルまでの直線競馬があるという認識と、２角まで下って行き最終コーナーまで登っていく、その高低差が半端じゃない（20ｍほど）という印象が強いコースだ。かつてディープブリランテもこのコースでコントロールにすごく苦戦した印象を持っていて、下りでスピードに乗って上りで脚を使わされる、そういうヨーロッパらしい自然とマッチしたタフなコースである。2000ｍ戦もキングジョージより400ｍ前倒しになったコースで、２角～最終コーナー～直線というコースになる。この急勾配を耐えられるのかどうかがスピルバーグにとっては大きなポイントになるだろう。
もう一つはタフな洋芝である。キングジョージで見てもわかるが過去のヴェリストが圧倒的な競馬をしたときの時計が24秒台を出して驚かされたが、基本的には30秒前後、馬場にもよるが時計は非常に出にくい。2000ｍ戦となるこのプリンスオブウェールズＳでも下って上ってという競馬を我慢しながら最後の直線で加速するという競馬が求められるとみて良いだろう。
前走の産経大阪杯はもちろん大目標をロイヤルアスコットと定めてのたたき台としての位置づけではあっただろう。阪神芝内2000ｍ戦で不良馬場、タフな馬場状態を経験することができた。ペースバランスが61.1-61.8とややハイぐらいかなという流れ。12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.8と12秒前半を淀みなく連続させＬ１直線の坂で減速。この中で後方から進めつつ、３～４角でも単独の後方列で進めながらなかなか伸びあぐねてしまった。最後までばてなかったがエアソミュールをも捕えきれない手ごたえだったという点ではやはりポテンシャル面に課題は残ったといえる。
天皇賞秋を制した時が少し渋った稍重の馬場で東京2000、ペースバランスが60.7-59.0と明確にスローからの12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.3 - 11.9とＴＳ持続戦に近い形。渋ってそこまでキレる脚を要求されずＬ１も落としている流れ。正攻法で後方から進めながら３～４角でも外から前を向いて追い出して後方のまま直線。序盤でジリジリと伸びてきてＬ２で中団列に並びかける。Ｌ１でそのまま脚を持続させてうち２頭のイスラ、ジェンティルという強敵をまとめて薙ぎ払った。かなり長く脚を使えているが、この馬の場合はやはり基本的にはトップスピードには乗せたいタイプだろうとは思っていた。だがＪＣで一貫ペースを後方待機からしぶとく伸びての３着は個人的には驚きで、距離も一定レベルこなしてきたといえる。その点は今回のアスコット競馬場というコース形態を考えるといい材料だろう。
個人的にはディープ産駒はあまりアスコット競馬場は合わないんじゃないかなと思っている。２角過ぎから最終コーナーまでかなりきつい上り坂を上らされることになり、そこから直線でもう一伸びしないといけない。 基本的にはトップスピードに乗せて惰性で踏ん張るタイプが多いディープ産駒だけに、最後まで自らの脚でスピードを維持しながらもう一足を使えるのかどうかという点が大きなポイントになる。距離どうこうというよりはやはり欧州特有の勾配のきつさが課題になるだろう。ここをクリアしてこられるかどうかに注目したい。もちろんこれは平坦でスピード色が強い競馬ばかり使ってきたカリフォルニアクロームにも同じことがいえるが。スピルバーグには日本の競馬ファンの期待に応えることができるか、スミヨンの手綱さばきにも注目して見守りたい。
今週は函館スプリントステークスですね。
6月28日に行われる宝塚記念まで、芝のレースが続きます。
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皐月賞では
1着 ▲ドゥラメンテ
2着 ◎リアルスティール
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5月2日の青葉賞では
1着 ◎レーヴミストラル
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そして5月9日の京都新聞杯も
1着 △サトノラーゼン
2着 ◎ポルトドートウィユ
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5月16日の京王杯スプリングカップでは
1着 ○サクラゴスペル
2着 ◎ヴァンセンヌ
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5月23日と24日は平安ステークスとオークスを3連単W的中!
1着 ▲ミッキークイーン
2着 ◎ルージュバック
3着 △クルミナル
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先々週の安田記念では
1着 ○モーリス
2着 ◎ヴァンセンヌ
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先週のエプソムカップでは
1着 ▲エイシンヒカリ
2着 ◎サトノアラジン
3着 △ディサイファ
で3連単2,750円をGET。
そして圧巻だったのが4月26日に行われたマイラーズカップ。
マイラーズカップで実際配信された予想は・・
(4月26日)マイラーズカップ(G2)
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＜推奨馬とその根拠（抜粋）＞
◎７フィエロ
○９フルーキー
▲４サンライズメジャー
△６ディアデラマドレ
△10エキストラエンド
△15レッドアリオン
◎フィエロは「ディープインパクト×デインヒル」という組み合わせ。
母ルビーは本邦輸入種牡馬ロックオブジブラルタル
（ヨーロッパでマイル戦を中心にＧ１を７連勝）の全妹にあたる良血馬。
したがって「ディープ×ロックオブジブラルタル」の
ミッキーアイル（ＮＨＫマイルＣ）と血統構成が近い。
ディープインパクト産駒のマイラー配合としては高く評価できる。
昨年のこのレースはレコード勝ちしたワールドエースの２着。
開幕週の速い時計にも対応でき、過去休み明けで崩れたこともない。
＜結論＞
馬単ながしマルチ
７→４、６、９、10、15
三連単軸１頭ながしマルチ
７→４、６、９、10、15
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レースはフィエロが最後の直線でインコースから
追い込むも・・・
↓ ↓ ↓ ↓
惜しくも3着!
しかし相手に買っていた
レッドアリオンが優勝し、
2着にもサンライズメジャーが入着。
【結果】
3連単:15-4-7 的中！
的中配当：98,650円
回収金額：986,500円
実際のPAT画面↓
恐るべし栗山求氏の血統予想・・・
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