2015年8月29日土曜日

キーンランドC 2015 予想:本命09エポワス

札幌11R キーンランドC(GIII) 芝1200m 良、やや高速馬場想定
【展開予想】
 土曜を見るとそれなりには出ているかなという感じ。7秒台まで入ってくるかは微妙だけど34-34の8秒前後ってところをイメージしておくべきかなと。


 展開が非常に読みにくく、確たる逃げ馬は不在。行く気がありそうなのがネオウィズダムだがこの条件だと出足はさほどない。枠的にサクラアドニスもチャンスはあるし、オメガヴェンデッタも行ければ行きたいかもしれないが前走の出脚から判断すると微妙。まあ函館は上り坂スタートなのでフラットな札幌だともうちょっと違うかもしれないが、函館でイマイチ行けなかった2頭がレースのカギを握る感じにはなりそう。ただ、馬場もさほど高速化していない、3角までの距離が短い、行きたい馬はそれなりにいるが前半3Fで純粋に33秒前半を刻んできそうな馬もいないので基本的にはややハイ~平均までで考えておくのが理想だろう。ややスローまで考えたが、流石にここまで誰も行く馬がいない、わからないとなると逆に前の意識もそれなりに上がってくると思うので。ただ3~4角も緩いし早い段階で外からプレッシャーをかけに来る馬も少ないと思うので、結局は平均ペースから一脚を使える馬を狙うのが良いかな。


【予想】
◎09エポワス
〇16トーホウアマポーラ
人気ブログランキングへ(20位前後、00:00更新予定、プロフィール欄にあります。)
△10ティーハーフ
△12オメガヴェンデッタ
×04スギノエンデバー13ウキヨノカゼ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎エポワスはルチャドル回避からは割と楽に決まったかな。ひとまずスローペース~ハイペースまで広い範囲で安定的に脚を使ってくるという点では理想的。この馬の場合はエンジンの掛かりが若干遅いというのが不安材料で、安定していた中でも函館1200の2走は3~4角で緩んでの再加速という展開になっていて、ここで少し伸び始めが遅く、その間に外から勢いをつけてきたウキヨノカゼや2列目からギアチェンジを持っているオメガヴェンデッタといったところに負けてきたという感じ。前走の様に33.4-34.1とややハイ、10.9-11.2-11.3-11.6と完全な前掛かりなら好位外からロスを作りながらきっちりと抜け出してレッドも寄せ付けなかった。今となってはある程度流れた方が力を発揮しやすいかなというのもあるし、それでいてエンジンがかかってからの良さはこれまでもしっかりと見せてきているのでひとまず軸としては一番信頼しやすかったかなというのがある。そのうえで、淀屋橋Sでのビッグアーサー、マイネルエテルネルとの比較、フリーウェイSでも中団から11.7 - 11.2 - 10.8 - 11.4とトップスピード勝負でL1まで手応え以上にジリジリと喰らいついていたという点、今回はある程度ポジションを取れそうな枠の並びということ、流れに乗ってしっかりと動かしてくれるモレイラという点もひっくるめて期待したい。理想はややハイぐらい、スローに振れた時にポジション取りで苦労して下げさえしなければ。まあその辺は香港でパートンを問題とせずぶっちぎりのリーディングジョッキーの腕を見せてもらいたい。


〇トーホウアマポーラは基本的には平均~ややスローぐらいが合う近年流行りの総合力型スプリンターではあり、そのうえである程度タフな馬場までこなせるけど渋るとダメ、というタイプ。超高速淀で強烈な競馬をしているけど、一応昨年のCBC賞の覇者なわけで、34.2-34.4と平均ペースから11.1 - 11.3 - 11.4 - 11.7のラップ推移で好位外からきっちり突き抜けての完勝。まだ覚醒前とはいえフラットペースでコントロールしたベルカントを問題としていない強い競馬だった。近走のパフォーマンスは確かにちょっと不満はあるんだが、スプリンターズSは少し渋っていたし、開催後半で馬場も悪かったのもある。阪神C、セントウルSはハイペース、宮記念も時計は出ていたが渋っていた、前走も重馬場。特に前走は悪くない内容で、完全なハイペースの中で3列目で立ち回って脚を使いながら直線半ばでは一瞬のびるかなという感はあった。オーバーペースが大敵な中で今回はルチャドル除外になってテンに飛ばしていくようなスピードタイプがいない。普通に34秒の入りになる可能性も十分にある中で、外枠ではあるがポジションはとって行ける馬。最序盤のポジショニングがカギで、何が逃げるかに依るが番手~2列目外を確保できれば面白い。札幌の形態上どうしても仕掛けの意識は遅くなりがちなので前で受ける立場になれば理想的。トップスピードの持続力は高いレベルにある馬だし、今の札幌はそこまで時計も掛かっていない。この馬としては色々な追い風が吹いてきて相手関係も混戦模様、強い馬は展開面で不安があるとなれば復活しても驚けないかなと。展望では触れなかったけど、一気に浮上させる。


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こちらは逆に展望の段階からある程度狙う予定ではあったが、鞍上も枠も個人的には良いと思う。前走はちょっとポジション的に消極的になってしまったきらいもあって、35.0-34.1とスローから11.4 - 11.3 - 11.0 - 11.8のラップ推移でジリジリとなってしまった。この馬は前々でコントロールしてから一足を引き出してくるタイプで、好走例のペースバランスで見ても圧倒的に平均ペースが多い。直近のオープン勝ちも1400m戦で34.6-34.6の平均ペース、11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.0 - 11.9とそこからの一足という競馬で2列目ポケットから置かれずにしっかりと反応してL1で伸びる。その前の勝利も1400mだが35.1-33.9とスローからの11.4 - 11.3 - 11.2 - 10.8 - 11.9とL2最速戦で番手から抜け出し勝ち切る。そこまで長く脚を使えるわけではないので前々で受ける形が基本だし、そこそこの基礎スピードをどう使っていくかがポイントになる馬。そこで今回は1200m戦でも快足逃げ馬不在で34秒台ぐらいの入りになる可能性が高い。この馬自身逃げる可能性もあるが、それでも34-34に近い形で走れれば平均ペースで抑え込めるし、実際持ち時計1:07.6の走破バランスも33.6-34.0なので平均ペースで走ってきている。その点も含めて序盤無理せずともそこそこいい位置を確保できる、しかもコーナーが長いレースで2列目ポケットでロスなく立ち回って仕掛けのタイミングも遅らせることができると、条件的には気持ち悪いぐらい揃っているかなと。相手関係も抜きん出た馬はいないわけで、嵌れば怖いこの馬の先行出し抜きが嵌れば頭まで。





△ティーハーフは対抗にしようかどうか悩んだんだけど、もうワンパンチ足りんかなと。前走は前が勝手にやりあって内の実力馬を潰してくれて外を回したら突き抜けたというレースなのでそんなに評価していない。11.0-11.6-11.8-11.9とL3の段階で緩んでいてこれに巻き込まれたローブやスギノなんかは力を出し切れていないし、こういう展開だと甘いクロフネ産駒が2,3着に入ってくるレベルという印象。それよりも3走前の千種川特別でハイペースを好位追走から抜け出す基礎スピードの成長と、彦根Sで見せたスローバランスでトップスピードの質、持続力の高さを見せてきた点の方が評価できるし、今回ルチャドルがいなくなったことで一気にチャンスは広がったとは思う。それでも本質的に3~4角が緩くコーナーが長いコースで追込みが基本的に決まりにくい舞台ではあるし、長く脚を使えるという点では岡崎特別でビッグアーサー比較で見劣る。エポワスと比べるとエポワスを上位に取りたいし、外枠で外からとなった時に甘くなる可能性の方が高いだろうと。まあ覚醒期に入ってきているので、怖い存在ではあるけど外枠で1番人気、信頼しきるまでではないなと。


△オメガヴェンデッタは前走のポジショニングは内のメンバー構成の関係に恵まれた感はあり、内のスペースを押し上げられただけで出脚そのものは悪かった。ここがちょっと引っかかるんだが、今回はメンバー的に見て先行レベルは低いし、外から意識的に先行させてきそうなノリというのも厄介。特にこの馬は前走でも11.6-11.9-11.9-11.6の流れで2列目のポケットにいながら捌いてから瞬時に反応して外からエンジンをかけようとしていたエポワスを嘲笑う反応を見せていた。レース全体の仕掛けが遅い方が良いと思うし、加速のタイミングで瞬時に動けるというのは大きな魅力がある。一貫ペースだと要らないなと思っていた馬なんだが、これもルチャドル回避によってペースが上がり切らない可能性を考えたうえで面白い存在になったと。まあ人気しすぎな感じはするんだけどね。京王杯3着は展開がかなり嵌っているし、TS特化戦では底を見せてきていた馬。前走も器用さを活かしたのが大きいだけで本質的にはまだスプリンターとは思わないけどなあ。まあ今回は走いうスピード色の薄い馬でも対応できるだろうという予想なので連下で押さえたい。


×スギノエンデバーは内から捌いてくるとしたらレッドとスギノの2択でこっちを選んだ。スギノの場合はまだインからスルッと抜け出してきたというケースがあるにはあるし、鞍馬Sがハイペースではあったが10.6 - 11.1 - 11.0 - 12.3のラップ推移で内から中目に持ち出しつつ中団馬群を捌いて貫いての勝利。レッドは多少ロスがあろうがエンジンの掛かりがあまり良くないので常にふかした状態で減速をとにかくさせないことが大事だから、この条件だとスギノの方がまだチャンスはあるかなと。ただどちらも惰性を活かしたいタイプなのでコーナーが緩く長い札幌で前がコントロールして仕掛けのタイミングもなかなか難しいとなると、基本的には狙いにくい一頭になる。詰まり詰まりで酷い競馬が続いている分人気も落ち切らないしね。まあそれでもこの枠、メンバー構成ならこちらを取りたいかな。


×ウキヨノカゼは前走は函館にありがちな上り坂頂上の3角で落ち着いて4角の下りで加速するという競馬の中で序盤ついていけずに脚を溜める形で3角外に回し4角の坂で勢いをつけてそのまま直線なだれ込んでいく感じ。上手く嵌ったにせよエポワスよりやっぱりL2の最速地点での反応は良かった。ただ札幌となるとコーナーが緩くなるので前も外がペースを引き上げてきたときに対応、加速しやすくなる。その点を考えると前走ほど上手く嵌るとは思わない、と。まあ前走はスローバランスでロスを作りながらも鋭く脚を引き出せたので、ペースが上がらない方が良いとは思うし、四位なので仕掛けのタイミングに関わらず外を回してくれるので、土曜のミエノワンダー武じゃないけど他がまごつく間にしっかりとトップスピードには乗せてくれそう。その辺りは良い材料かな。


消からレッドオーヴァルはルチャドルがいての中目の枠とかだったら堅軸だなと思っていたんだけど、ルチャドル除外だわ内枠だわ。岩田でこの枠なのでオートマチックイン突きでしょう。まあ嵌る可能性もゼロではないけど、2番人気でやるようなことじゃないし、レッドの場合は大外ぶん回しとけば前走みたいに10.9-11.2-11.3-11.6とコーナーでもまだ減速度合いが小さい中で脚を使わされずにL1突っ込んでくる馬なので、余程のことがない限り勝負には絡んでくる馬なんだけど、とにかくエンジンの掛かりが悪い。前走みたいに完全な前掛かりのラップならいいが…スプリンターズSみたいに中弛みの段階で前を向けながら再加速の地点でジリッとしか伸びてこないように後半加速ラップを踏まれるとよくない馬。まして内枠で4角あたりで加速を問われてしまうと楽じゃないんじゃないかなと。ポテンシャル特化型なので、前がコントロールしての出し抜きになる可能性が通常より高いことを考えるとやっぱり狙いにくい。まあペースが上がっちまえばインで嵌ってぶっこ抜くってイメージもできる馬なんだけど、後はリスクとリターンの問題かな。展望の段階で注目していた馬だが、あまりお勧めできない条件になってしまった。


消からローブティサージュも同様。この馬も速いラップを刻んでいいタイプではなく、昨年の勝利も1:09.0と時計がそこそこかかる中で、単調な流れを中団馬群からロスなく立ち回ってレッドに伸び勝ったという感じの馬で、ポテンシャル色が強い。加速戦になるとスプリンターズSでは前を向けなかったにせよ甘かった。基本L1バテ差しの馬になるし、そこそこポジションを取れるというのは対レッドでは武器なんだがそれも今回はペースが遅く凝縮していく流れになる可能性が高いことを考えるとあまりプラスに働く要素でもないかなと。四位辺りが早めに仕掛けてくれて、それにしっかりとついていくイメージで乗れればちょっと怖いかなとは思うけど、前走の詰まりの影響で人気もそんなに落ちないと思うし、総合力タイプで面白い馬も多い今回は様子見。まあこの2頭ともに1秒以上のハイペースになっちゃったら多分セットで来ると思う。ハイペースなら多分今回の枠ならレッドの方が勝つ可能性は高いね。まあとにかく展開次第で34-34、後半L2最速とかの競馬になっちゃうと厳しいかな。



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8/30 日曜 札幌11R キーンランドカップ

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今週末、高確率で波乱が予想される
札幌11R キーンランドカップですが・・・


これほどまでに、
前走、過去傾向が重要となるレースは珍しいのです。

その理由は、
夏のスプリントシリーズ5戦目で、
今年のデータがすでに揃っているという事。

過去データを見ていけば
的中率は“恐ろしい程飛躍します!”

獲りやすいからこそ見逃してはいけないレースなのです。

スプリントシリーズの終盤に行われるこのレースで
しっかりと的中を獲りましょう!

では、キーンランドカップの抑えるべきポイントを
お伝えしますね(^^)/


■前走と8月の成績に注目!

アイビスサマーダッシュ3着以内、
函館スプリント4着以内だった馬が馬券に良く絡んでおり、
過去5年で複勝圏内馬15頭中13頭は、前走で5着以内に好走していた馬!


■圧倒的に前有利な展開

8年間で馬券内に入った24頭中15頭が
逃げ、先行脚質で圧倒的に前有利の展開。


■重賞成績にも注目

3着以内24頭中20頭が重賞連対実績があった。
ただし、これまでのキーンランドカップで勝利している
リピーターも多い事から、リピーターにも注目しましょう。


■4、5歳馬を中心に予想を組む

4、5歳馬が馬券に絡む確率はここ5年間で約70%!
基本的に4、5歳馬から馬券を組み立てたいです。


このように、
使える過去データがわんさかわんさか出てくるのです。

「過去は過去だろ!!」

と過去を振り返らない硬派なあなたも、
キーンランドカップだけは振り返ってみてください。

では、
このデータから導き出された勝ち馬とは!?
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