2015 8/23(日) 札幌記念(GII) 札幌芝2000m
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史上最速での菊花賞制覇、菊花賞馬トーホウジャッカルが夏の北海道に参戦だ。菊花賞制覇以降は脚部不安でなかなかレースに出られなかった日々が続いたが、ようやく出漕にこぎつけた宝塚記念では菊花賞馬の意地を見せる4着としっかりと古馬の戦いに目途を立てた。今回は2000m戦、3000mの舞台を制したステイヤーだけに距離が課題にはなる。それでも、菊花賞馬の実力をしっかりと見せてもらいたい。
まあ前述のとおりで、2000がどうかに尽きる。この辺りは成長がカギを握るかなと。
まずはこの馬のベストバウトである菊花賞から振り返るべきだろう。京都芝外3000m戦でペースバランスで見ると分かる通り60.9-61.3-58.8と、中盤の1000mの緩みがない。道中の最遅ラップが12.5ということからもわかると思うが、12.4 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.6と淀みなく、しかし全体でスローで進んだうえでの4F戦。3角の下りからペースが上がってここで脚を溜めた馬が直線まで余力を残して弾けきったという形だ。2番枠と絶好の枠を利して五分のスタートから楽に3列目のポケットを確保と理想的に進めていく。道中も淡々とスロー気味で全く動きのないまま3列目のポケットを確保して3角。3角で様子を見つつもじわっと進路を外目に持ち出し勝ちに行く。4角でもまだ手は動かず余力を残して先頭列に並びかけて直線。序盤でそこから一気に突き抜けるが最内ぴたりととおってきたサウンズオブアースにじわりとついてこられる。それでもL1でしっかりと完封、寄せ付けずの完勝だった。この2頭が展開的にかなり嵌ったのはまず間違いない。外から内に入る余地のなかったワンアンドオンリーやトゥザワールドはペースが上がってから3~4角終始外では如何ともしがたかったし、その中でずっと内ポケットでジッとしていられたこの馬にとっては非常に良い展開だった。これは終始淡々とスロー、そして4F勝負でコーナーでペースが上がるという流れを考えると当然だろうと。サウンズには完勝したが、ワンアンドとの勝負づけという意味ではまだ終わっていないというレースだった。少なくとも見た目ほどの差があったとは思っていない。レコードになったのも、本来菊花賞は中盤がかなり緩むことで時計が遅くなりがちなのだが、超高速馬場で中盤が淀みなく進んだが、それでもペースバランスで見ても明確にスローという形で特殊な競馬だったといえる。
そして前走の宝塚記念である。このレースではいつもはペースが上がることが多いのだが今年は特殊。シップが出遅れたことでペースバランスが62.5-59.2と超スローになってしまった。そこからの12.7 - 12.5 - 11.7 - 11.0 - 11.6 - 12.4と4F勝負でL3最速のTS持続戦。五分に出て中団の外で進めていくという形。道中も流れは変わらずスローのまま、ラキシスよりは前という位置で進めながら3角。3角でラキシスも上がらずに中団外でやり過ごす形。4角で大外から仕掛けてついていきながら直線。序盤でそこから追い出されるとジリジリと伸びて離れた2列目、そこからL1でもうちょっと伸びてほしかったがジリジリとなだれ込むだけに終わった。まあ菊花賞とは対照的に3~4角を終始外々という厳しい競馬になりながらも最後まで食らいつくというのはやはり一定以上のパフォーマンスを見せたと言って良い。個人的にはこの一戦で並のGI馬ではないなという認識はもった。もちろんレースレベル的に微妙な面はあったが、それでもかなりロスがあった中でトップスピードの持続力を見せた。神戸新聞杯で見せたパフォーマンスはやはり本物だったかなというところで、菊花賞を評価しすぎるのは危険だが後半勝負なら世代最強とみていいんじゃないかなとは思う。
問題はやはり2000でやれるかどうか。菊花賞はスローからの4F勝負でポテンシャル戦。宝塚はドスローでのTS持続特化戦と基礎スピードが要求されず、比較的ステイヤー色が強い競馬になっている。そんな中で基礎スピードがある程度要求される2000がどうか。小倉2000では下級条件で取りこぼしているのでこれを振り返る。玄海特別でペースバランスは59.4-59.7と平均ペース、12.3 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 12.1のラップ推移であまり緩みのない流れからの3F勝負、トップスピードは要求されないポテンシャル戦となっている中で、中団の外からじわっと進めながら。3角では大外から一気に動いて3列目、4角では更にそのまま押し上げて2列目に取り付いて直線。序盤でそこからジリジリと伸びて2列目に並びかけL1でそこから伸びてはきたのだが最後はエーシンマックスに伸び負けしての2着惜敗だった。まあロスは多かったのは確かなのだが、それでも最後にエーシンに差し返されているというレベルではあり、やはりこの一戦を高く評価するというのは難しい。大外枠で外枠不利な展開にはなっていると思うが、それでもこのクラスの相手なら力でねじ伏せてもらわないとというレベル。やはり序盤に基礎スピード面が要求されたことが、後半のパフォーマンスを落とす要因になっている可能性が高いだろうと。
この馬の場合キャリアがまだまだ浅いので、適性に関して決めつけるのは危険かもしれない。ただ、それでも現状レースを分析していけば、やはりステイヤー色が強い。菊花賞にしても宝塚にしてもレース全体がゆったり進められたことで高いパフォーマンスを見せてきているのは間違いないし、神戸新聞杯でも距離延長、ゆったり進めて速いラップを踏んでからのTS持続力、菊花賞で見せたポテンシャル面がこの馬最大の武器だと思う。その点で考えても前半をいかに楽にやり過ごすか、これがポイントになる。内枠で上手くポジションを取りつつ、序盤は動かないことだろう。基本的には後半のポテンシャルをいかに引き出せるか。この馬の場合はラキシスと違って仮にトップスピードが問われたとしても全く問題なくばて差してこれるので、その点で後半の不安材料はほぼない。重要なのは序盤いかに無理をしないでいい位置を確保できるかで、内枠で上手く進められるかどうか。外枠でもスローならさほど心配はないし、札幌のコーナーは緩いのでトップスピードに乗せやすい。外を回すよりは内である程度ジッとしながらの競馬が理想は理想。それでもこの馬クラスになると意識はされるので、最序盤無理をしないことを最優先にして、3角までに進路を確保し動ける意識が欲しいかなというところ。今回はトウケイヘイローがいるというのが厄介で、ペース全体が上がってしまうと楽ではないと思うのでその辺りがどうかだろう。
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札幌競馬場2000Mで注意すべきポイントは、
"わずか2つ"
それは「脚質」と「枠」
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まずは脚質ですが、
札幌競馬場2000Mのコースは
最後の直線が短いのが特徴です。
という事は・・・
勘の良いあなたなら、
すでに気づいているかもしれませんね。
「先行タイプが格段に有利なコースなのです。」
追いこみ馬は苦戦しますので、
実力馬であってもこの点は注意しなくてはいけません。
次に枠のポイントです。
このコースは内枠、外枠に有利不利はないと
言う人もいますが、
実は内枠が断然有利なのです。
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確かに結果だけみると、
内枠でも外枠でも好走している馬がおり、
有利不利の判断がし辛いでしょう。
それもそのはず。
内枠が有利になる為には、
"ある条件"があるのですから。
この条件さえ抑えておけば、
入れるべき馬はほんのわずかなのです。
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