2015年8月28日金曜日

J・モレイラ騎手

JRAでのプロフィールだとこのように。
→ ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)

香港はシーズの区切りは毎年9月。
7月まで競馬をして夏休みを迎えて秋にスタートです。
今年は9月6日の沙田競馬場から。
その前の肩ならしといったところですかね。

J・モレイラ騎手の昨年の成績を見てみましょう。
また、比較用にZ・パートン騎手も載せておきます。

HKJC(香港競馬)サイトでの成績
J Moreira
Z Purton

騎手 1着数 2着数 3着数 総数 勝率 連対率 複勝率
Moreira 145-89-64-595 24.3% 39.3% 50.0%
Purton 95-66-41-481 19.7% 33.4% 41.9%

勝率24%というのは、なんじゃソレのレベル。
現在日本の騎手でのリーディングは福永祐一騎手ですが、今年の勝率は16.7%、連対率で32.8%、複勝率で43.8%です。
上位の騎手では勝率トップのC・ルメール騎手でさえ勝率は18.6%なので、どれだけ勝っているかが分かるかと。

香港での相性は「Magic Man」。
どれくらいマジックマンなのかというと、例えばこんな。

とある馬の成績
t1

赤枠の中は左から、着順、騎手名、単勝オッズ。

3走前のD・ホワイト騎手に乗り替り+下のクラスでの出走ですが、前走単勝オッズが15倍(6着)だった馬が3.3倍に。
ちなみに香港ではハンデ戦が基本です。
なのでクラス移動をした時には、ハンデでの上下で調整します。同馬は20ポンド(約9kg)の斤量増で下級クラスへ出走。
そこで2着して次走は下位の騎手へ。
その時のオッズは9.6倍。
そしてモレイラ騎手へと乗り替わりで、しかも初騎乗。
単勝オッズは一気に下がって1.5倍の圧倒的な1番人気。
普通はそんなの絶好のカモやん?
でもしっかり勝つ訳です。
そんな事を繰り返しているとマジックマンの誕生。

日本での騎乗は、前回安田記念の日。
(日本馬にはドバイのUAEダービーでタップザットに騎乗はしておりました。)
大きなコースで、左回りで、坂があってとちょっと不慣れな感は否めません。
だがしかし。
今回は小回り、右回りのコース。

WASJ以外の乗り馬16頭はどれもそれなりの馬。
人気になるとは思うけれども、それでも買いたい。


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