●2015ジャパンカップ/ミッキークイーンの敗因分析
ジャパンカップ(GI) 東京芝2400m良
レース回顧・結果
2:24.7 12.7 - 10.8 - 11.7 - 12.1 - 12.0 - 12.3 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.8 - 11.5 - 12.0
59.3-60.5H
3番人気に支持された今年の2冠牝馬ミッキークイーンは8着と期待を裏切る結果に終わった。敗因を分析していく。
8着ミッキークイーンは好発から先行争いに加わるぐらいで下げて中団という形をとる。道中も中団馬群の最内でラストインパクトの前と結構理想的な位置を確保して3角へ向かう。3~4角では外目に誘導してサウンズオブアース当たりの直後を狙って直線。序盤で追い出されるが反応で苦しみL2で完全に進路確保、ジリジリとは伸びてくる。L1までしっかりと喰らいついてはいたが伸び切れずの8着完敗だった。
う~ん…まあ何とも言い難い。ひとまず浜中はリスクを背負い切れなかったなとは思う。シップが動いていった段階で最内で我慢という手を取れていればラストインパクトはともかくジャングルクルーズ辺りでもやれていたわけなので、個人的にはここで動いて脚を出し切ろうと思った選択肢は悪くはないと思うが今日の馬場を考えると良い手とは言えなかったんじゃないかなと。馬の力を出し切ってという選択も悪くはないし、3番人気だからねえ。ただ正直まだこの馬でどこまで通用するかは冷静に判断して未知数だったわけだし、シップが動くという可能性を考えて勝つことだけを考えるのであればコーナーで我慢した方が良かったとは思うね。ケースバイケースだけど、今回の自分の感覚では正攻法よりも馬場差を活かしてほしかった感じはある。パンドラみたいに古馬の強敵相手に力でねじ伏せているような馬なら別だけど、まだ未知数な面が多いしシップが動いたのに合わせているわけでシップの動き自体は見えていたはずだしね。
またレースラップからは読み解きにくいが、番手以降で判断すればL2辺りではそこそこ速いラップを踏んでいるはずで、ラブリーが11秒フラットに近いところを踏んでいると判断すればある程度のトップスピードは要求されている。そこで伸び切れずL1でのバテ差しも見られなかったので、現時点ではTS持続戦ではショウナンパンドラとはちょっと差はあるなという感じも確かにある。 パンドラはポテンシャル戦でもかなり強いから、現時点ではあくまで2番手かなと思うし、もっと言えば素材の奥深さ、不気味さとしては同世代でもタッチングスピーチの方が怖さはあるんだよなあ。その点も含めて、今後王道路線でやろうと思えばもうワンパンチ何かしらのパフォーマンスを上げてほしいかな。今日は結構流れたしそんなに悪くない展開でもあったと思うんだけど、現時点では小さくはない壁はあったかな。ロスの多い競馬にはなった、内外の馬場差はあったにせよコーナーでそこまで速いラップを踏んでいるわけでもないし、パンドラは上手くラブリーの直後を突いたとはいえ伸びて来ているからね。人馬とも少し物足りない内容ではあったが最後まで伸びようとしていたのは一定の収穫、次走で挽回してほしいね。
昇級初戦の前走は、出遅れながらも3着と好走したクライスマイル。さらに、昨年のレパードS(G3)でも2着と好走した実績がありクラスの壁はない。全3勝中2勝をあげている東京へ舞台が変わるのも同馬には大きなプラス。しっかり結果を残すだろう。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:6
2頭目:2.8
3頭目:2.4.5.7.8.11.12
組み合わせ数11点
投資金額各100円
的中配当:7,200円 回収金額:7,200円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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