月曜恒例の重賞回顧。まずは土曜のスワンSから。
アルビアーノは、先行していたこれまでとは一転して、中団でジックリ構える待機策。馬群の中でうまく我慢できていたにせよ、直線でゴーサインを出してから抜け出すまでが早かったね。ある程度前に行くと甘くなるところがあったけど、溜めが利けば切れる脚を使えるということだろう。新味が出たという点で大きな収穫があった上に、なおかつ結果が出たんだから言うことはないよね。番手に関係なくリズム良く運べれば力を出し切れるはずで、マイルCSに向かったとしても面白い存在になるんじゃないかな。
フィエロも溜めが利いたぶん、最後はいい脚を使ってくれたけど、位置取りがちょっと後ろ過ぎた感じ。平均したラップが刻まれて淀みないペースで流れていただけに、あそこからだとさすがに届かないよ。もう少し前、せめて中団あたりに付けていれば、何とかなっていたかもしれないね。力のあるところは見せてくれたとはいえ、勝ちに行く競馬をすると終い甘くなってしまうのかも。だからこそ重賞に入るとワンパンチ足りないのかもしれないし、こればかりは仕方がないんじゃないかな。キャリアの浅い3歳馬なら色々な競馬を試すべきだろうけど、この歳(6歳)で競馬のスタイルを替えるのも、そう簡単なことではないから…。
オメガヴェンデッタも後ろから行き過ぎた感じだけど、溜めるだけ溜めていただけに、ゴール前で止まっていたあたりは物足りない。前に行ったら行ったで甘くなっていたはずで、どう乗っても結果は変わらなかったんじゃないかな。現状では目一杯の競馬ができているから、これ以上となるともっと力を付ける必要がありそうだね。
バクシンテイオーは、アルビアーノと同じような位置でジッとできていたし、内枠を利してインでロスのない競馬ができている。それでも4着が精一杯だから、ワンパンチ足りないとしか言いようがないでしょう。メンバー、展開とかに恵まれた上で、なおかつロスのない競馬ができないことにはキツいかも。全てがうまく噛み合わない、勝ち負けまでは難しいだろうなぁ。
ダイワマッジョーレもアルビアーノと同じような位置取りで、直線でも2頭並んでの叩き合い。最後は突き放されてしまったけど、休み明けの影響が少なからずあったんじゃないかな。レース運び自体は悪くなかったし、このひと叩きでどこまで良くなってくるか…だろうね。
サトノルパンは、好位のインでロスなく運べていたし、直線でも一旦は抜け出せそうな雰囲気だったんだけど、最後は馬群に飲み込まれてしまったね。道中でムキになり過ぎている感じで、1400mだと長いのかも。1200mのペースでうまく溜めが利くようなら、終いの踏ん張りも変わってくるんじゃないかな。
ベルルミエールは、スタートを決めて好位3番手でジッとできていたのに、最後はバッタリ止まってしまったね。差し馬が上位を占める決着とはいえ、そこまでキツい流れではなかったんだけど…。ちょっとよく分からないよ。
最後の直線でのローブティサージュの落馬にはヒヤッとさせられたなぁ。騎乗していた(福永)祐一が怪我(右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折)をしてしまったとはいえ、命に別状はなかったみたいで、馬も無事だったのは不幸中の幸い。まずは治療に専念してもらって、1日も早い復帰を願うばかりだね。
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