2015年12月29日火曜日

東京大賞典 2015 予想:本命11コパノリッキー

ワールド:中山金杯490-160


大井10R 東京大賞典(GI) ダ2000m 良、やや高速ダート想定
展開予想】 
 今年の大井は一年通して例年よりちょっと重いかなと感じていたんだが、前日の時計を見ると1600mでC1でも42秒、まあ勝ち馬がぶっちぎりの人気だったが2着でも42秒台に入っているわけで、結構速い時計が出ているんじゃないかなと。まあ中央開催と違ってちゃんとは見られないので精度に関しては自信はないけどひとまずはある程度の時計は出る。イメージ的には平均で62-61.5ぐらいの馬場想定はしておいていいかなと。


 展開だが枠順的にもこれは割とすぐに決まりそう。ただコパノリッキーは出が悪く、タルマエはゲートが抜群に速いので、タルマエがコパノを行かせてから目標にする形になるかなと。タルマエがハナのケースも考えたのは考えたんだが、コパノは番手でも外からならやれる馬なのでこの枠で自分だけリスクを背負う必要はないし恐らく行かせる形から突いていく。コパノはとりあえず行ききれればまずはオーバーペースにならない限りは別にペースは自由だし、仮にタルマエがゴリゴリにつついてくるなら無理に付き合わずに番手でも良いというのは同じ。その点でもレースメイクの主導権はコパノ側だろう。レースとしては恐らく馬場もそこまで重くない、チャンピオンズカップの意識的にもタルマエもそこまでは突きにくいし何よりコパノは被されなければ番手でも良い。その辺を総合的に考えるとペースは落ち着く、63秒まではいかないとみるが、それでも前半の入りが36.5~37ぐらい、そこからコーナーで13入りつつとなるだろう。63-61ぐらいのイメージでスローを想定しておく。


予想
◎11コパノリッキー
〇13ホッコータルマエ
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△04ワンダーアキュート
△05サウンドトゥルー
×07サミットストーン08ケイアイレオーネ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎コパノリッキーはこの枠の並びになった時にまず重い印はとは思っていたし、前日の馬場を見る限り少なくとも重い感じはないのでこの馬の良さが引き出しやすいかなと。地味に2000ではハイペースでもやれる可能性がある馬で、基礎スピード戦はまだ未知数。超高速盛岡の2000で厳しい流れを造りながらもう一足で押し切っている感じなので、2000でも下手に抑えて2F戦ぐらいならぶっとばしてもいいかもしれない。まあそれはともかく、やはりJBCに尽きる。確かにタルマエが休み明けはあったんだが、コーナーで12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 13.1ときっちり加速できていたというのは流石で、これは大井ではなかなかやろうと思ってもできない。もちろんタルマエが向こう正面で動いてくる可能性はあるのでその辺りも含めてどう戦うかというのはあるが、それでも全体のペースも含めて主導権はこちらにある。とにかく2F戦にしてしまうと辛いのでコーナーでしっかりと動いていく意識は欲しいしこれは逃げ、番手に関わらずというところ。意外と長く脚を使えたので3~4角で緩めての直線勝負とは逆に持ち込めればと。帝王賞にはこの馬は出ていないわけで、2000のスピード勝負では超高速とはいえJBCクラシックでドバイ帰りとはいえタルマエを撃破している。CWの追い切りも時計、ラップ、外目を通して3Fで速いという点で見てもかなり評価できるし良い動きだったんじゃないかなと。色々考えればこの馬からになるかな。


〇ホッコータルマエは少なくとも前走のパフォーマンスは評価したいし上げてきていると思う。コパノリッキーと違ってこちらはJBCはステップで使ってきてチャンピオンズカップ・東京大賞典が目標。追い切りを見ても坂路で13-12と加速ラップを一杯でとはいえ踏んできた。基本的には2F戦向きの馬ではあり、コパノが動いたときに外からついていく形だとラストは甘くなるかもという感覚はある。ただそれでもJBCクラシックは明らかに休み明けのたたき台だったわけだし、そのうえでL2-1が11.8-13.1と突き抜けたコパノリッキーですらかなり落としているからこそサウンドトゥルーもバテ差せたという形。不良の割には時計が出ていなかったという馬場もあったので、L1が落ち込んだのと休み明けであの差なら今度はサウンドには負けられないなという感じ。チャンピオンズカップで1800のスピード勝負という中で外から勝ちに行くというかなり厳しい流れの中での差のない5着はサウンドに決して見劣らないし完璧に嵌ったノンコノユメと比べてもこちらの方が上だとは思う。パフォーマンスは問題ないので状態面の不安はない。後は外枠でコパノを意識しつつ勝ち切るイメージを作れるかどうか。正直難しいバランスが問われるがいずれにせよJBCよりはL1での踏ん張りはマシになってくると思うし、ペースを引き上げても遅くても問題ない。スロー気味からL2でギアチェンジを問われる競馬が理想で、武豊がコントロールしすぎてL2で一気に加速する競馬になった時はこちらに優位性が出てくる。ペースが上がった場合は正直コパノ、サウンド含めてどう転ぶかはちょっと読みにくい。ハイペースだとサウンズはかなり上がってくると思うので、この2頭でペースを上手く作れるかかな。


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まあこの馬を単穴に推した段階でペース想定はスロー、というところなんだが。この馬はまあ確かに枠的には不安があるし、鞍上も個人的にはチャンピオンズカップで結果を出した彼の方が良いと思うんだが…何せギャンブルを打てる騎手ではないからなあ。ただずっとこの馬には大井の2000に出てきてほしいなと思っていて、阪神のスペシャリストなんだが、中山なんかでも外から動けている馬なので、大井の2000でも動いていくだけのコーナリングは持っているんじゃないかなと。2000に延びるのはプラスで、前走は48-50.2とこの距離でこのペースでは如何ともしがたい。スローでトップスピードに乗せるまでにスッと動けていくのが魅力で、シリウスSでクリノスターオーに負けた時も4角から直線入りまでの手応えは抜群。コーナーで動いていくイメージの馬なので、その点も含めて大井でコパノが動いてタルマエが苦しむ中で上手くコースを取って加速してこれれば怖い。その点でもこの馬かなと。最序盤のポジショニングでとにかく悪くとも3列目を確保してほしいし、できれば2列目が欲しい。幸い中央馬は外2頭が速い馬、ワンダーは出脚は速くない、サウンドはスタート下手、グランドは後ろから。厄介な先行勢はサミットストーンぐらいでこれも外目。内からしっかりと主張していい位置を確保できればかなり確率は上がってくるとみる。いずれにせよスロー想定での穴なので、ペースが上がってしまうとちょっと不安はある。


△ワンダーアキュートはスローならもともとタルマエ・アワーズとの3強時代からタルマエの次点を守り続けてきた馬で、実際昨年の帝王賞でもしっかりとコパノを撃破している。2000だと昔はスマートファルコンに喰らいついてやれていたが今はハイペースで崩れた帝王賞からもちょっと怪しくなっている。本質的には1800があっていると思うし、前走のチャンピオンズカップも内枠ながら結局外を回す形で最後までジリッと伸びて来ていた。サウンズより前を獲れる、サウンズよりスロー適性が高い。その点を評価しての連下。


△サウンドトゥルーはJBCの内容がなければ多分買わなかったがこのJBCの内容はそれなりに評価が必要。大井の2000、62.7-61.7のスローから12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 13.1とコーナーで加速していく流れに対応して外からしっかりと押し上げつつ直線入りではジリっぽくともL1の減速でグンと来た。まあタルマエ比較だと今回は逆転される可能性の方が高いとみているが、それでもスローロンスパの形の中でしっかりとついてこれたし、ハイペース消耗戦だけの馬ではないというところを見せたのは良い。現時点でスローだと優先順位はこの程度になるかな。ハイペースになってくるとコパノも軽い馬場ならJBCで強い競馬、タルマエも2000で強さを見せてきているのでこれらを捕えられるかはともかくだが一気にパフォーマンスは上がってくる。ハイ想定なら重い印を打ちたい一頭ではあるというところ。


×サミットストーンは恐らく2列目外を一番楽に確保できる馬という点でハッピースプリントよりこちらを上位に取った。昨年の東京大賞典でも今年の川崎記念でもそうだが、意外と直線で加速する余力があるときの方が結果が出ていて、低レベルな相手だと基礎スピードが問われた方が良さそうなんだがこの傾向からも最上位相手に馬券に絡むという視点で見るなら最序盤はスローの方がいいと思う。実際日本テレビ盃では超ハイのスピード勝負でなし崩し的に脚を使わされてしまった。JBCクラシックは3角までは良かったが3角でペースが上がる前に前を向けないところに入って窮屈になって加速に置かれてしまった。前を向いてタルマエの直後を取るような意識で競馬ができていたらというところ。馬券的にもスローならこちらに妙味を感じる。


×ケイアイレオーネは中央時代からかなり面白い馬だなとは思っていたんだが、実際シリウスSで勝った時も中弛みからの12.9 - 12.5 - 12.0 - 12.2 - 12.6と加速していく流れの中で後方外目から直線でグンと伸びて突き抜けてという内容。阪神2000での強敵ナイスミーチューやハートビートソングを楽に撃破していたし、ステイヤー色が強い感じだった。地方転入、復帰してからマイルという距離を使ってきたが、個人的には2000は良いと思っている。それにレパードSでも12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.2 - 12.3とコーナーでそこまで緩んでいない中で外からしっかり追走して先頭列にまで押し上げていて、左回りではあるがコーナリングはかなり上手い印象。大井も新潟もコーナーがきついので、その点も含めてちょっと怖さはある。マイルからの2000、全盛期に大井2000で見たかった馬なのは確かだが、大井の馬でもこちらを馬券的には狙いたいかな。


消からハッピースプリントはマイル戦線で高いパフォーマンス、結果を出せた帝王賞がハイペース。基本的に厳しい流れで強い相手に戦えている印象で、例えばJBCクラシックや昨年の東京大賞典でも加速していく流れではポジション差や動き出しの差を含めてちょっと置かれてしまう感覚。スローである程度ポジションを取れればチャンスはあるし、今の宮崎とのコンビだとちょっと怖さはあるんだがそれでも人気先行は人気先行。スローよりは厳しい流れの方がポテンシャルで食い込むチャンスはあるし、スローで動き出しを要求されるなら前に良そうなサミットストーン、もちろん内から動けそうな▲馬といったところに食指が動くかな。



第65回 中山金杯(G3)

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第138回 中山大障害(JG1)
◎エイコーンパス
▲アップトゥデイト
○サナシオン
馬連2点目:4720円的中
3連複:2850円的中
3連単:2万8680円的中

中山4日目6R
◎ファンドレイザー
○ストロングバローズ
△パーソナルマキ(9番人気)
馬連1点目:800円的中
3連複:8140円的中
3連単:1万7680円的中

阪神3日目9R姫路特別
◎アドマイヤシャイ
○ティンバレス(5番人気)
△スリーアロー
馬連1点目:1320円的中
3連複:4670円的中
3連単:1万7210円的中

第51回 金鯱賞(G2)
◎ミトラ(5番人気)
○ディサイファ
△サトノノブレス
馬連1点目:1440円的中
3連複:3310円的中
3連単:2万2160円的中

[中京プラチナム会員情報]
中京1日目8R
◎エバーシャルマン
△ゼウスバローズ
△レジメンタル(8番人気)
馬連大本線:1810円的中
3連複:9170円的中
3連単:2万9020円的中

[超プレミアム勝負レース]
東京9日目9Rオリエンタル賞
◎1着レアリスタ
○1着ポトマックリバー
△コスモグレースフル(9番人気)
馬連1点目:1160円的中
3連複:9890円的中
3連単:2万3650円的中
3連単:1万4110円的中

東京5日目8R
◎バンゴール
△コティニャック(8番人気)
△ラブユアマン(6番人気)
馬連大本線:3390円的中
3連複:1万1370円的中
3連単:5万0900円的中

予告のAランク勝負レース!
第40回 エリザベス女王杯(G1)
◎マリアライト(6番人気)
○ヌーヴォレコルト
△タッチングスピーチ
馬連1点目:1860円的中
3連複:3770円的中
3連単:2万3590円的中


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ワールド:中山金杯300-250


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