2016年4月4日月曜日

すべてがうまくいったマジックタイム

月曜恒例の重賞回顧。まずは、ダービー卿CTからいくよ。

マジックタイムは、中団あたりからジックリ行けていたね。そして何より良かったのが、4コーナーから直線にかけて、逃げていたキャンベルジュニアが外へ持ち出したぶん、インがガラ開きになったこと。ロスのない進路取りができたうえに、2着のロゴタイプは外へ振られる羽目になったから。インを突けずに、ロゴにも真っ直ぐ走られていたら、交わせなかったんじゃないかな。調教の動きからしてデキも良さそうだったし、53キロの軽ハンデも効いている。まぁ、勝つ時は本当にうまくいくものだね。次はヴィクトリアマイルに向かうみたいだけど、元々がワンパンチ足りないところのある馬だからなぁ。他の馬と同じ斤量で戦わなければならないとなると、そう甘くはないと思うけど…。

ロゴタイプは、好位で流れに乗って、4コーナーで先頭に並び掛ける完全な勝ちパターン。自分の競馬ができていただけに、並び掛けた時にキャンベルジュニアに外へ押し出される形になったのが痛かったよ。ロスなくコーナーを回れていれば押し切れていたかも。マジックタイムにもあれだけロスなく運ばれることもなかっただろうし…。残念な競馬になってしまったけど、この馬らしさが戻ってきたのは明るい材料だろう。これまではサラッと流すような調教が多かったのに、今回はテキ(田中剛師)が乗ってビッシリやられたぶん、気合が入ったんだろうね。いずれにしても、今回の競馬がいいキッカケになるはずで、次はもっといい走りができるようになるんじゃないかな。

サトノアラジンは、中団からの競馬。ペースが落ち着いただけに、位置取りが後ろ過ぎた感じはあるけど、勝ったマジックタイムも同じような位置にいたんだからね。3~4コーナーで一緒に動けなくて、直線でも思ったほど伸びなかった。プラス10キロの数字が示す通りで、重目残りだったんだろう。追い切り診断でも書いたように、調教の動き自体は良くても、気持ち重い感じがしたからね。まぁ、重目残りでもここまで詰めてくるあたりは能力の高さだから、このひと叩きで変わるでしょう。

ダイワリベラルも中団から。ペース的にはちょっと苦しい位置取りなのに、最後までジリジリと詰めて来たね。器用な小脚は使えなさそうだから、逆にペースが落ち着いた方が追走が楽になるぶん、競馬はしやすくなるのかな。これまでの成績からして中山も合うんだろう。これぐらい走れれば、重賞でもどこかでチャンスがありそうだね。

サンライズメジャーは、2番手からになったんだけど、引っ掛かり気味だったキャンベルジュニアの後ろでジッとできている。実質的にはハナを切っている感じの競馬だよね。この馬とすれば最高の競馬ができても5着が精一杯だから、重賞に入るとワンパンチ足りないんだろう。口向きが悪いぶん、軽めの調教しかできないことを思えば、よく走っているとも言えるけど…。

ダッシングブレイズは、スタートで後手を踏んで位置取りを悪くしたうえに、3~4コーナーからだいぶ外を回るロスがあったからね。でも、まともでも5着があったかどうかといった感じで、勝ち負けにはならなかったはず。調教でバランスの悪い走りをしていたように、まだ本調子にはなかったと思うから…。まぁ、暖かくなるにつれて馬は良くなってくるはずだし、今回の結果はあまり気にしなくてもいいんじゃないかな。

キャンベルジュニアは、スタートを決めたまでは良かったんだけど、他がすぐに控えたぶん、押し出されるようにハナに立ったのは誤算。中山マイルの最内枠で出負けすると包まれて後手に回る恐れがあるだけに、川田は意識的に出して行ったんだろう。好位のインに収まってジッとできれば良かったのに、出して行った分だけハミを噛んでしまったし、前に壁を作ることもできなかったから…。基本的に中山マイルは内枠が有利だけど、今回はその内枠が仇になった感じだよね。自分の競馬はできなくても走り自体は悪くなかったように、いいモノを持っていそうな馬。順調に経験を積んでいけば、いずれは重賞でも勝負になると思うよ。

インパルスヒーローは、気難しさのある馬で、自分のリズムで走れないとキツい。今回のように途中から一気にペースが上がるような競馬は合わないんだろう。元々がワンパンチ足りないだけに、力を出し切ってはじめて勝負になる馬だから…。この結果も仕方ないところでしょう。


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