2016年9月30日金曜日

スプリンターズステークス 2016 出走予定馬:ティーハーフ、セントウルSは確かに詰まったが…位置取り悪く決定的な末脚があるわけでもなく…

ワールド:スプリンターズS490-160


2016 10/2(日) スプリンターズステークス(GI) 中山芝外1200m
予想用・出走予定馬一覧
スプリンターズステークス2016の予想用・出走予定馬一覧


スプリンターズステークス2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 鋭い末脚を武器にスプリント重賞戦線で戦い続けてきたティーハーフもスプリンターズステークスに出走予定だ。賞金的にはボーダーギリギリ、今年はなかなか結果が出せずに苦労しているが、この大一番で強敵を向こうに回して鋭い一差しを繰り出せるか。


 まあ流石にここに入ってとなるとかなり見劣るかな。後ろからになってしまうしそもそもスプリンターズSが後方一気は基本届かないレース。時計的にも限界があってペースが上がると追走で脚を使うしとなるとやはりちょっと難しいだろうと思う。仮に後傾戦になったとしてもダンスディレクターやウリウリレベル相手でも恐らく苦戦する、新興勢力も手ごわいので…。


 ひとまず直近で頑張ったといえる高松宮記念を見ておくかなと。中京芝1200m戦で超高速馬場状態、ペースバランスも32.7-34.0と1秒以上で明確にハイペース、ラップ推移も 11.7 - 10.1 - 10.9 - 10.8 - 11.1 - 12.1と淀みなく進めてL1は大きく減速という流れである。9番枠から五分に出たが行き脚がやはり微妙で後方に下がってしまう。3角でも後方列の最内で我慢する形で進め、10秒台を刻んだ3~4角で最内で脚を使わずジッと我慢してコーナーワークで押し上げて直線。序盤で前のサクラが邪魔になったりサトノルパンが邪魔になったりはしたがそれでも最内を通してするする上がってくる。最後は伸び切れなかったが馬場差を考えるとまずまず頑張っての6着だった。前半が速かったのでこの馬は無理をせず、この馬の走破で見れば34.0-33.3とスローバランスで走り切ったという形。この馬の脚は引き出せているし直線スムーズに進路があればもうちょっと面白かったかもしれない。ただもちろん全体で見れば外差し馬場だったが3~4角の10秒台のところでコーナーでのロスという観点ではフォローできていたし詰まったといってもドンキほど決定的ではなく待たされたぐらい。まあ悪くはないけどL1は詰めきれなかったしこの馬としての時計的な限界も含めてあくまで後半鋭さを引き出して、という後傾差し馬というところだろうと。


 前走のセントウルSでも同じような感じになったといえる。阪神芝内1200m戦で良馬場、ペースバランスも33.1-34.4で12.3 - 10.2 - 10.6 - 10.8 - 11.2 - 12.5と消耗ラップでビッグアーサーが逃げ切ったが、4番手以降は少し離れていて2着争いの各馬で測れば平均~ややハイ程度だった。その中でこの馬は7番枠からゲート自体はそこまで悪くはないがそれでも出足がつかない感じでいつも通りの後方待機。3角では最後方でそこから3~4角では内でジッと我慢して直線で内に切って取る。外のウリウリやダンスと比較して内から直線入りでジリジリとは伸びてきて、L1で捌けず詰まっての11着という内容だった。もちろん最後の脚は一定レベルのモノは見せていると思うが、3~4角で最内を立ち回って前半あれだけ無理をしなければあれぐらいの脚は出せるわけで、じゃああれで進路が空いていたら3着まで届いたんかというレベルでは少なくともネロ、ラヴァーズ、アースソニックには負けていただろうと感じた。まあこのレースはダンスもウリウリもいつものキレがなかった感じだし、其の2頭と比べればというのはある。阪神1200は追込みが利きにくいし、これ自体が悪い内容というわけではないんだが。


 この馬の場合は完全なハイペースでゴリゴリになった時に微妙なところがある。と言っても昨年函館スプリントSを勝った時がそんな感じのゴリゴリスプリント戦になったがあれはそういう展開での強敵がいなかったことに尽きる。実際同日500万下と時計的に同タイムなわけで強調できるものではないし、スロー専用アースソニックやレンイングランド辺りが上位に来てゴリゴリ戦に弱いアンバルブライベンでも5着に粘れている。あの一戦を評価対象にはできない。むしろ今年の函館スプリントSでは33.4-34.4と顕著なハイになったがこの馬は後方外から進め、
11.8 - 10.6 - 11.0 - 11.5 - 11.3 - 11.6とまあ上がり切ってはいないものの基礎スピードが問われた中で後方外から正攻法で押し上げる形で4角では見せ場があったがそこからの伸びは平凡でなだれ込むだけに終わった。相手関係が結果的に3歳勢でかなり底上げされていたこともあるが、末脚の絶対量はハイペースではやはり削がれているということになる。安土城Sみたいに溜めるだけ溜めてと来れば鋭くいい脚を長く使ってくるけど、結局それだけではポジション差をカバーできるほどでもないというところだろう。


 現時点ではまず印は打たないだろうと思う。まあセントウルS単独だけで見れば詰まったという面でのフォローもできるがあのレースは詰まった馬が多いしレッドアリオンなんかもそういう点ではまだ底は見せていない。ウリウリ、ダンスディレクターの2頭がイマイチ伸びなかったので判断が難しいが後半型の差し馬はここでは強敵多く、レッツゴードンキなんかもフラットなペースでパフォーマンスを上げてきた。また昨年スプリンターズS比較で見ればサクラゴスペルも強敵になるわけで、スローになったとしてもポジショニング含めて総合的な所を問われたときにこの馬の追込み一手という脚質はネックになる。ハイペースで追走に脚を使えば甘くなるのは確かだし、上がってしまえばなかなか難しい。宮記念の様にロスを最小限にとどめてもL1は甘くなるし、中山1200だと昨年の様になれば別だが基本は淀みなくハイペースで進む傾向。そういったところを考えてもなかなか食指が伸びにくい。この馬の好走をイメージするとすればやはり団子で切れ味勝負になった方が良いと思うし、昨年がまだそれに近い形で中弛みからのTS持続だったが後方外から正攻法で伸びもイマイチだった。セントウルSは着順ほどは悪くないという点、またダンスディレクター、ウリウリがちょっと物足りなかった。その辺りを考慮に入れれば後傾差し組の中での優先順位、とオッズの期待値の兼ね合いで見て辛うじて3着ヒモ扱いに入れても、と思うところはある。それでも北海道組がハイ、平均でバランスよく強い競馬をした馬が多く、個人的にはどちらに転んだとしても中山1200ではシュウジ、ドンキ、ソルヴェイグを差すイメージは湧かないかな。枠に関係なく恐らく印は打たないつもり。



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◎ヒデノインペリアル(11番)

 降級初戦の前走では、最後の直線で前の馬をあっさり交わして力の違いを見せつけたヒデノインペリアル。再昇級の形で、現級でも2着3回の実績があり、ここでも力負けすることは考え難い。展開も向く相手関係だけにここはしっかりと決めてくるだろう。

式別:三連複

方式:フォーメーション

1頭目:11
2頭目:13.14
3頭目:1.2.3.6.8.13.14

組み合わせ数11点
投資金額各100円

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レースは予想通りモズスターが速いペースで逃げて、◎ヒデノインペリアルは好位から徐々に追い上げる正攻法の競馬。直線に向く時点で手ごたえ良く先頭に並ぶ、、↓↓
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ということは↓↓

【結果】
3連複:8-11-14
回収金額:500円×26.6=13,300円
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