2017年3月6日月曜日

フィリーズレビュー 2017 出走予定馬・プレ予想:レーヌミノル、基礎スピード高くコントロールも可能…総合力で二歩リード

2017 3/12(日)
第51回 フィリーズレビュー(GII) 阪神芝内1400m
予想用・出走予定馬一覧
フィリーズレビュー2017の予想用・出走予定馬一覧


 阪神ジュベナイルフィリーズでも3着とマイルでも強い競馬を見せてきたレーヌミノルが距離短縮のフィリーズレビューに出走予定だ。前走のクリーンCでは4着でも好時計、レベルの高い戦いの中で強さを示してはきた。スピード色が強いだけに距離短縮は歓迎できるはず、この条件でこの馬の強さを見せつけたい。


 ここは流石に逆らえんかなあと。もちろん本命にするかどうかはまだ決めていないけど、予想を進めるうえではこの馬を破る馬がいるとすれば?という入り方になると思う。それぐらい総合的に隙が無いし、阪神1400ならどういう展開になっても不安材料がほとんど見当たらない。まともなら好勝負だろうと。


阪神JF(GI) 3着 18頭2枠4番
阪神芝外1600m良 1:34.5(+0.5) 46.7-47.3 M
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2

 まずは阪神JF。阪神芝外1600mで良馬場、年末で標準ぐらいの馬場状態、平均ペースからのL3実質最速戦。流れも速いうえに仕掛けも早かったというパターン。その中で内枠からまずまずのスタートを切る。そこから外の各馬を行かせつつ様子を見て、最終的にじわっとポジションを下げながら好位の内目に入ってくる。3~4角でも3列目の内目で我慢しながら直線で外。序盤で3列目から追いだされてしっかりと伸びて2列目に並びかけるが内のソウルスターリングには見劣る。L1で2番手まで上がったが、最後はリスグラシューに差し込まれての完敗の3着だった。ただ、相手関係も相当強敵だったわけで、その中で好位からレースの流れに入っていく、緩みが少しあって再加速もしっかりとしていい脚を引き出してきた。そこからの末脚の絶対量では上位2頭に完敗を喫したが、走破時計もまずまず速いし、L1も4着以下をしっかりと封じ込めた。総合的に弱点を見せず、マイルでもある程度目途を立てた内容だった。まあ京王杯2歳Sでもドスローからのトップスピード戦でモンドキャンノ相手にそこそこやれていたわけで、スローからの末脚勝負でもある程度やれるし、JFの様に流れてももちろんいい。


クイーンC(GIII) 4着 16頭4枠8番
東京芝1600m良 1:33.7(+0.5) 46.8-46.4 M
12.3 - 11.1 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 11.3 - 11.2 - 11.6

 前走のクイーンCでも強い競馬ではあったが、基礎スピードを含めた全体の総合力という観点で見るとアエロリットの方を上位に取る必要が出てきたかなと。ペースは平均、ラップ推移的にも緩みがあって加速度も高い3F戦。好発から無理なくハナを取って楽に進めるがそれでも引き上げてレースを作っていく。3~4角で少し息を入れて直線で出し抜く競馬を展開する。ただL2の段階でアエロリットに外から差を詰められ、L1では更にアドマイヤミヤビにも食い込まれ、3着争いでもフローレスマジックに差し込まれての4着だった。JFでもそうだが結局はL1の甘さは最上位勢と比べると物足りないというのはある。2番手グループにこれまでいたとは思うんだけど、この一戦で少なくとも桜花賞戦線では基礎スピード面も含めてアエロリットの方を上位に取るべきだろうと。その意味では総合的な弱点はないがL1でのTS持続面は少し足りない。このレベルまで来るとそこが弱点と言っていいだろうし、距離もマイル以上だとその辺りを問われやすくなるのでペースを引き上げきるなりもうちょっと前半要素を使ってパフォーマンスを上げてこられるか、というのが焦点かな。


小倉2歳S(GIII) 1着 15頭3枠4番
小倉芝1200m良 1:08.0 33.3-34.7 H^2
11.7 - 10.4 - 11.2 - 11.4 - 11.4 - 11.9
 
 この馬の場合このレースで見せた強烈な基礎スピードを距離延長でも上手くコントロールしてマイルまではこなしてきたという感じ。1200がベストかはともかく、ここでスピードで圧倒できてしまうレベルなので、これを活かせる距離が理想ではあると思う。内枠から五分のスタート、押して押してだがしっかりと二の足に乗せると楽に先行、しっかりと2列目から最終的に番手確保。3角で逃げ馬がしんどくなったので思い切ってハナを取り切る、そのままラップを落とさずに直線に入ってくるとここで突き放す。L1では後続も詰める脚を持っておらず流しての圧勝だった。まじめに追えば7秒台も視野に入ってきていたし、この時点では相当高いレベルの基礎スピードを見せた。33.3に近いレベルで前半入っているし、後半もこれだけ高いレベルでまとめてきていて余裕もあった。


●2017フィリーズレビューに向けての展望

 仮に2秒程度ハイの流れに持っていったとしても基礎スピードの高さで十分勝負になると思うし、先行力を活かしてここ2走の様に一息を入れれば後半しっかりとレベルの高い末脚を引き出してくるという点で考えても不安はほぼ無い。理想を言えば1秒ぐらいハイペース、35-11.5-36ぐらいのイメージで進めてくれればと思うし、前走のクイーンCの内容から考えてもこの馬のレベルなら21秒台半ばの時計は十分出せると思う。し、もっとハイペースに上げ切れば21秒前後もあるかなと。仮に緩めたとしても末脚の絶対量で見劣るといったところで相手はアドマイヤミヤビやアエロリット。このメンバー構成でそこまでの強烈な末脚を持っている馬はせいぜいジューヌエコールぐらい。そのジューヌもペースが上がってどうかという側面はある。カラクレナイが厄介かなとは思うが、それでも全体のペースを引き上げてしまった方がこの馬の良さを引き出せる分だけ足元をすくわれる可能性は低くなると思う。まあどちらに転んでもまともに競馬をしてくれればまず崩れないとは思うので、後は勝ち切れるかどうかが焦点。面白い馬がいればわからないし、面白そうな馬も多いので今の段階では決めないが恐らく本命~対抗候補。主導権を取れるしハイペースからでも加速できる脚を持っている。信頼度も高く1着になれる可能性も高いと思う。



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桜花賞のトライアルレースではあるが、ここ10年でもフィリーズレビュー組みが桜花賞で馬券に絡んだのは08年レジネッタ(フィリーズR3着→桜花賞1着)、12年アイムユアーズ(フィリーズR1着→桜花賞3着)、16年アットシーサイド(フィリーズR2着→桜花賞3着)の3頭のみであり、本番に直結するレースではないことが分かる。

ここ10年、1人気で勝ったのは07年アストンマーチャン、12年アイムユアーズ、15年クイーンズリングの3頭のみ。2桁人気馬5頭が馬券圏に絡むなど伏兵の好走が目立ち荒れる牝馬重賞と言える。

平均配当は馬連1万3400円、3連単33万2030円。3連単では100万馬券が1度、10万馬券を超える高配当が2度あるように人気馬同士では決まらない、競馬ファンにとっては難解なレースだろう。

今年は阪神JF3着馬レーヌミノル、デイリー杯2歳Sの勝ち馬ジューヌエコール、2連勝中のカラクレナイ、ダート2戦無敗タガノカトレア、アズールムーンなどが参戦予定。クラシック候補生も不在で今年も波乱の可能性は非常に高い。

2月の最終週には引退絡みの勝負馬券で(2/25)阪神8R3万2950円、(2/25)阪神12R3万6250円の万馬券的中や、裏開催小倉では(2/26)小倉12R19万7200円の特大万馬券を的中させている競馬セブンでは、前哨戦の重賞も陣営の思惑を知っていれば簡単に獲れるのです!

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