2017年3月29日水曜日

最小限のロスでポジションを押し上げたシャケトラ&田辺【日経賞回顧】

どんどんいくよ。今回は日経賞の回顧をしよう。

シャケトラは、終始スムーズな立ち回りが光ったね。テンからゆったり構えてポジションは後ろ寄りの外め。向こう正面の途中でジリジリと押し上げていったんだけど、馬群自体のペースが上がるより先に仕掛けたのがよかった。これは田辺の好プレーで、外を回しているものの馬のリズムを崩さずにジワッと動けているから、その分ロスを最小限に押さえられているんだな。脚がしっかり溜まっているぶん、勝負どころの追い出しはいたってスムーズ。もう4コーナーから「勝つよ」って感じの手応えだった。最後も無理せず楽々差し切ったね。今回は強い内容だったけど、個人的にまだそこまで信用はしていない。次はもっと人気だろうし、追い切りの動きも一層注意して観察したいね。

ミライヘノツバサは、ゆったりした流れを番手でリズムよく運べたのが一番の好走要因だろう。いい手応えで直線を向いて、一旦は勝ちパターンに持ちこんだものの、最後はアッサリと差されてしまった。正直勝ち馬には完敗といった印象だね。ただ、前走も中山2200mのGIIでいい勝負をしていたように、この舞台が合っているんだろうな。

アドマイヤデウスは、好位のインで動かずジッとしていたのがよかった。まさに岩田らしい騎乗だったね。ただ、勝負どころで下がってきた馬に少し進路を阻まれて、動き出しが少し遅れたのが痛恨。ゴール前ではまだ伸びそうな勢いがあっただけに、少し脚を余した形だった。どちらにせよワンパンチ足りないところはあるものの、GIIならいつも堅実に走るのは立派だよ。

レインボーラインは、中団の後ろあたりを追走していたんだけど、アドマイヤデウスと同じく4コーナーで少し後手を踏んで、スパートがワンテンポ遅れたのが響いたかな。最後はよく伸びてきているものの、あと一歩の決め手不足は休養を挟んでも変わらないね。こういう馬は前に行ったら行ったで脚がなくなってしまうだろうし、1着を取るのが本当に難しい。今後もこのくらいの着順が続くだろうな。

物足りなかったのはゴールドアクター。追い切りの内容はよかったし、レースでも4コーナーまでうまいこと運べていたものの、追い出してからの反応が全然なかった。4歳勢に抵抗できなかったのは正直不満で、もしかしたら馬がサボることを覚えてきたのかもしれないな。ディーマジェスティはポジションが後ろすぎた。シャケトラと同じく向こう正面でポジションを上げにいったんだけど、ワンテンポ遅かったせいもあってずっと追っつけっぱなし。あれでは消耗するのも無理ないよ。もともとエンジンのかかりが遅いタイプだし、僕ならゴールドアクターを見る中団外めにつけて前をねじ伏せるような立ち回りをしただろうな。


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