いよいよラスト。日曜日のマーチSだね。
インカンテーションは、ペースが速い中でも先団のインでリズムよく運べたのがよかったね。追走に苦労する場面はまったくなかったし、直線を向いた時の捌きもパーフェクト。完璧な競馬だったと思うよ。ただ、今回はすべてが噛み合っての勝利。直線の伸びも抜群というほどではなかったように、全盛期の勢いを取り戻した感じは受けなかった。相手関係もこれまでより楽になっていたし、他に強い馬がいなかったことが一番の勝因だろう。
ディアデルレイは、外枠からスンナリ先行してレースの流れに乗れていた。まだ準オープンを勝ったばかりだけど、今回のような王道の競馬で好走できるのは力の証だろう。少し渋ったくらいの馬場が一番走りやすそうだし、今後も同じような条件なら期待できるね。
アルタイルは、(田中)勝春の立ち回りがよかった。終始動かずにじっとして脚を溜めたぶん、最後に他の馬が伸びあぐねる中でも馬群を捌いてこれたね。もったいないのは3コーナー付近で一旦ブレーキを踏んでしまったこと。あれがなければ2着はあったはずだよ。
ところで、最近の勝春は人気のない馬を馬券圏内に持ってくるレースが結構目立つ。とくに多いのが、中盤までは後方馬群でジーっと動かないで、最後の最後だけ脚を使って伸びてくるパターン。あれは馬に無理をさせないで走らせる乗り方なんだ。能力的に足りない馬の場合、ほかの馬と同じタイミングで動いたら脚がなくなるのは当たり前。何が何でも勝ちたい若手なんかは、自分から動いていって潰れてしまうけど、ベテランになるとジックリ待って馬の力を最大限に引き出すことができるんだね。
ロンドンタウンは、中団外めでレースの流れには乗れていたんだけど、追ってからの伸びが案外。一応この馬なりに脚を使っているんだけど、勝負どころでグッとくるところがなくて、最後の伸び方は他馬と一緒になってしまった。個人的に追い切りの内容をあまり評価してなかったから、このくらいの着順でも驚けないところではあるけどね。
アスカノロマンは、ペースは速くても番手のポジションでこの馬の競馬ができていた。直線でも一旦は抜け出して勝ちパターンかと思ったんだけど、最後は垂れてしまったあたりはちょっと物足りないね。もともと成績にムラのあるタイプだから、ロンドンタウンと一緒で着順自体は納得できるところかな。
案外だったのはコスモカナディアン。中団外めのポジションだったんだけど、勝負どころですでに手応えが全然なかった。時計がかかった方がいいタイプなんだろうけど、ここまで負けると別の原因を考えたくなるね。あと、ショウナンアポロンはゲートでつまずいたのがすべて。この馬の追い切りが一番良かったから期待していたんだけど、あっという間にレースから脱落してしまった。前に行かないと好走できない馬だから、今回の敗戦は気にしなくて大丈夫だよ。
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