続いてキーンランドCを見ていこう。
エポワスは、反応はあるんだけど併せ馬と並んでからの走りが硬いし、クビ使いもちょっとイマイチかな。
シュウジは、前回と同じくこの馬にしては落ちつきはあって、併せ馬を交わしてからの伸びや動きは上々だった。ただ、馬と並んだ時にクビをグッと硬くする点がどうも気になる。重賞を勝つ力は十分あるんだから、もっと馬具を工夫したりして力を出し切れるようにしてもらいたいけどね…。
ソルヴェイグは、クビ使いがイマイチで追われてからの反応もひと息。いい時の状態にはないかな。
ナックビーナスは、頭が高いしクビ使いもちょっとイマイチ。見た目の動きより時計は速いから、ある程度仕上がってはいるんだろうけど…。
ネロは、トモの入りがイマイチだし走りが硬い。
ノボバカラは、頭が高いものの体は使えているし、ダート馬にしては走りも柔らかい。芝でも十分走れそうな雰囲気はあるね。
ヒルノデイバローは、これも頭が高いものの体やクビの使い自体は良かった。この馬なりに順調だろう。
フミノムーンは、体やクビの使いは良かったし、気分良さそうに走れている。いたって順調だね。
ブランボヌールは、走りが全体的にぎこちないのが気になる。いい時の状態にはないようだね。
メイソンジュニアは、体やクビの使いは上々。気分良さそうに走っているし、脚の伸びもすごく良かった。
モンドキャンノは、いつもはハミを噛むけど、折り合い自体はついていた。ただ、クビの使いはちょっとイマイチかな。
ライトフェアリーは、体やクビの使いが悪いし、全体的にイマイチだね。
一番良かったのはメイソンジュニア。あとはフミノムーン、ヒルノデイバロー、ノボバカラ、シュウジ。このあたりまで。
see more info at 元騎手・坂井千明の乗り役流儀~騎手にしかわからないことが、ある。~