おはようございます。昨日は羽生九段の今年2戦目、竜王戦1組1回戦が行われました。竜王位を失ったのは昨年の12月21日、そこから、年明けの三浦九段相手に勝利し、A級順位戦の成績を6勝1敗とした羽生九段。名人挑戦を争うトップリーグで、現在3名が6勝1敗で並んでいるのですが、その3名は羽生九段、豊島二冠、広瀬竜王です。そうです、羽生九段が昨年失った棋聖と竜王を奪った2名の棋士と並んでいるのです。そして、羽生九段の残り2局の相手が豊島二冠、広瀬竜王、ドラマチック過ぎる展開ですよね。現実はフィクションを越えるとよく言いますが、この設定を漫画でしたら、まさにしらけるパターンですよね。ちなみに、昨日行われた竜王戦、対阿部七段戦は先手の羽生九段が控え室の予想を超える構想を見せて勝利。阿部七段の切り替えしも見事でしたが、形にとらわれない受けの妙技を見せた羽生九段が相手の攻めを見切って踏み込んで、という内容でした。私はAbemaTVの生配信を見ていたんですが、最終手の▲8四銀を指した羽生九段の手が大きく震えていて、一局に賭ける思いの強さと、全く衰えない勝利への執念を見ました。無冠にはなりましたが、さすがの切り替えの早さで、2019年は連勝スタートとなりました。昨日の将棋は内容も含めて、かっこよかったです。
私もこうしてブログを書き始めて10年になりますが、続けることってほんと大事だなと思います。羽生九段は年齢を重ねた中で、モチベーションを保つことの難しさを話されていましたが、競馬予想も、一年間モチベーションを保つのはかなり難しいですからね。特に当たらない週が続くとダメージは大きく、それでブレてしまうなんてことはざらにあります。そういうときに、自分の頼るべきものがあるかどうか。ただ続けていてもダメだし、それにしがみついてもダメ。年末年始にいただいたメールの中で、「ひたむきさんの常に新しいものを探す姿勢に感心します」という言葉があったのですが、今、あるものを大切にしながらも、少し変化を加えていくこと、メジャーチェンジではなく、マイナーチェンジを繰り返していくこと、これが大事だと思っています。そして、ブロガーとしては、発信すること、これも大切だと思います。「言うは易く行うは難し」。言うだけでなく、立証していくこと。そういう姿勢を今年も持っていたいですね。
一昨日、更新しました「オフ会報告記事」ですが、たくさんのコメントありがとうございました。お陰様で、関西らしく笑いが多く、一人一人の距離が近い会になりました。昨年夏の東北オフ会にはない味がありましたし、今年予定している関東オフ会も、また違ったものになるんだろうな、という期待もうまれました。なお、予定通り、関東オフ会開催となりましたら、支部長のスペシャルさんに協力いただいて、「関東らしい会」にしたいと思っています。私の中では、「もっと競馬について話したい」という気持ちがあるので、そういう段取りをしてのぞみたいですね。関西には関西の、東北には東北の、そして、関東には関東の良さがある、そんな会にしていきたいです。私の頭の中では、福島、阪神、東京以外の地でも、オフ会を開けたらと思っていますので、そのときはどうぞよろしくお願いします。
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