続いて2011年。この年は何といってもオルフェーヴルでしょう。2歳時には二桁着順を喫するなど安定感に欠く走りを見せていましたが、3歳になってスプリングSから皐月賞、ダービー、菊花賞、そして有馬記念まで6連勝を達成し、文句なしに年度代表馬に輝きました。ただ翌年以降も阪神大賞典での逸走や天皇賞の大惨敗に加え凱旋門賞2年連続2着、そしてラストランの有馬記念圧勝、さらには種牡馬入りしてからもその破天荒なキャラクターが鳴りを潜めることはありませんでした。系統別ではついにハンプトン系とハイペリオン系が滅亡。いわゆる四大メジャー父系だけで全体の98%以上を占めており、それ以外の系統はわずか2%未満に過ぎない状況となりました。
<種付け基本データ 2011年度>
種牡馬数 242頭 | 新種牡馬 25頭 | 種付数 10380頭 | 生産数 6744頭 |
外国産 95頭 | 外国産 9頭 | 外国産 4343頭 | 外国産 2903頭 |
内国産 147頭 | 内国産 16頭 | 内国産 6037頭 | 内国産 3841頭 |
外国産率 39% | 外国産率 36% | 外国産率 42% | 外国産率 43% |
<系統別種付け数 2011年>
父系 | 種牡馬数 | 種付数 | 前年比 | 割合 | 増減 |
エクリプス系 | 1頭(0頭) | 4頭 | ±0 | 0.0% | ±0.0 |
ハンプトン系 | 0頭(0頭) | 0頭 | ▼7 | 0.0% | ▼0.1 |
ハイペリオン系 | 0頭(0頭) | 0頭 | ▼4 | 0.0% | ±0.0 |
ベンドア系 | 1頭(0頭) | 27頭 | ▼7 | 0.3% | ±0.0 |
ファラリス系 | 5頭(0頭) | 123頭 | ▼13 | 1.2% | ▼0.1 |
ナスルーラ系 | 26頭(2頭) | 1090頭 | ▼61 | 10.5% | ▼0.3 |
ターントゥ系 | 95頭(7頭) | 4771頭 | ▼399 | 46.0% | ▼2.4 |
ノーザンダンサー系 | 52頭(6頭) | 2016頭 | ▲108 | 19.4% | ▲1.5 |
ネイティヴダンサー系 | 56頭(10頭) | 2318頭 | ▲73 | 22.3% | ▲1.3 |
フェアウェイ系 | 0頭(0頭) | 0頭 | ±0 | 0.0% | ±0.0 |
ブランドフォード系 | 0頭(0頭) | 0頭 | ±0 | 0.0% | ±0.0 |
セントサイモン系 | 3頭(0頭) | 5頭 | ▼11 | 0.0% | ▼0.1 |
プリンスローズ系 | 0頭(0頭) | 0頭 | ±0 | 0.0% | ±0.0 |
ヘロド系 | 1頭(0頭) | 5頭 | ±0 | 0.0% | ±0.0 |
マッチェム系 | 2頭(0頭) | 21頭 | ▲12 | 0.2% | ▲0.1 |
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