2019年11月28日木曜日

年度別種付け情報 - 2011年

続いて2011年。この年は何といってもオルフェーヴルでしょう。2歳時には二桁着順を喫するなど安定感に欠く走りを見せていましたが、3歳になってスプリングSから皐月賞、ダービー、菊花賞、そして有馬記念まで6連勝を達成し、文句なしに年度代表馬に輝きました。ただ翌年以降も阪神大賞典での逸走や天皇賞の大惨敗に加え凱旋門賞2年連続2着、そしてラストランの有馬記念圧勝、さらには種牡馬入りしてからもその破天荒なキャラクターが鳴りを潜めることはありませんでした。系統別ではついにハンプトン系とハイペリオン系が滅亡。いわゆる四大メジャー父系だけで全体の98%以上を占めており、それ以外の系統はわずか2%未満に過ぎない状況となりました。

<種付け基本データ 2011年度>

種牡馬数 242頭 新種牡馬 25頭 種付数 10380頭 生産数 6744頭
外国産 95頭 外国産 9頭 外国産 4343頭 外国産 2903頭
内国産 147頭 内国産 16頭 内国産 6037頭 内国産 3841頭
外国産率 39% 外国産率 36% 外国産率 42% 外国産率 43%

<系統別種付け数 2011年>

父系 種牡馬数 種付数 前年比 割合 増減
エクリプス系 1頭(0頭) 4頭 ±0 0.0% ±0.0
ハンプトン系 0頭(0頭) 0頭 ▼7 0.0% ▼0.1
ハイペリオン系 0頭(0頭) 0頭 ▼4 0.0% ±0.0
ベンドア系 1頭(0頭) 27頭 ▼7 0.3% ±0.0
ファラリス系 5頭(0頭) 123頭 ▼13 1.2% ▼0.1
ナスルーラ系 26頭(2頭) 1090頭 ▼61 10.5% ▼0.3
ターントゥ系 95頭(7頭) 4771頭 ▼399 46.0% ▼2.4
ノーザンダンサー系 52頭(6頭) 2016頭 ▲108 19.4% ▲1.5
ネイティヴダンサー系 56頭(10頭) 2318頭 ▲73 22.3% ▲1.3
フェアウェイ系 0頭(0頭) 0頭 ±0 0.0% ±0.0
ブランドフォード系 0頭(0頭) 0頭 ±0 0.0% ±0.0
セントサイモン系 3頭(0頭) 5頭 ▼11 0.0% ▼0.1
プリンスローズ系 0頭(0頭) 0頭 ±0 0.0% ±0.0
ヘロド系 1頭(0頭) 5頭 ±0 0.0% ±0.0
マッチェム系 2頭(0頭) 21頭 ▲12 0.2% ▲0.1
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