2020年4月7日火曜日

【桜花賞2020の有力馬診断(前篇)】~“本来は逃げ戦法を好まない岡田繁幸オーナー(指揮官)”と“エイシンヒカリの近親で逃げなら全勝という馬キャラ”の狭間で揺れ動くスマイルカナ~

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【桜花賞の有力馬診断(前篇)~~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
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―エーポス牝3岩田康55北出(栗東)
―ヤマカツマーメイド牝3池添55池添兼(栗東)
―ナイントゥファイブ牝3松田55西園(栗東)

フィリーズレビューでの権利獲得組。
桜花賞の有力前哨戦としてはチューリップ賞が第一で、最近では間隔を空けるローテを目的にクイーンCも地位を上げていますが、逆に地位を落としているのがこのフィリーズレビュー組となっています。
本番の阪神外回りマイルとはまるで異なるレース条件のココに、本気で桜花賞を目指す馬が出てくるはずもなく、基本的には同組は軽視が正解です。

その上で、ヤマカツマーメイド&エーポスについては、前走フィリーズレビュー時の本命対抗推奨見解を参照↓
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エーポスはエルフィンS4着も評価しての推奨でした。そのエルフィンS上位馬からは今回大人気が想定されるデアリングタクトやチューリップ賞5着のスマートリアンもいますが、それよりも劣るにもかかわらずレースレベルの低さでフィリーズレビュー勝利できたのがエーポスという見立てで良いでしょう。
能力的にも一線級に及ばないはずですし、その距離千四Hペースでもやや行きたがる所があったのは、距離延長となる桜花賞を思えば大分気掛かりです。

ヤマカツマーメイドは予想文にも記した通り、前走フィリーズレビューの距離千四・内枠・内回りと言う条件に非常にマッチしたタイプだと見られます…実際に姉のヤマカツグレースはその条件でしか走っていない程です。
そこから距離延長や外回り替わりなどマイナス材料しかない本番桜花賞での好走は想像し辛いです。

ナイントゥファイブも高松宮記念1位入線馬クリノガウディーと同じスクリーンヒーロー産駒で、この産駒は気難しさから距離を短縮させて走る馬が多数。また、それに加えてロベルト系種牡馬にありがちですが、牝馬での活躍馬は皆無と言って良い位です。距離延長もマイナスですし、更に出世してくる馬と見られませんので…。


―ケープコッド牝3岩田望55高柳瑞(美浦)
これまで距離千二では4戦4連対、距離千四では2戦2凡走という戦歴の持ち主。
その後者だった前走フィリーズレビューは内有利馬場で外枠競馬だったのもありますが、それでも人気を下回る8着止まりは距離の壁を感じさせる内容で。
そこからの距離延長マイルというココは記念出走にしかならないか。


▽スマイルカナ牝3柴田大55高橋祥(美浦)
―チェーンオブラブ牝3○○55小笠(美浦)

フェアリーSでの賞金獲得組。
元より年間で最もレベル低い重賞レースと呼ばれることもあるフェアリーS。有力馬がこぞって除外された昨年程ではないにしても、やはり本年も“重賞レース”と扱うべきではない鞍だったと思います。例年で言っても、同レースの出走馬の次走成績というのは、その多くは自己条件500万下に出走するにもかかわらず、好走するのは1~2頭というのが相場で…その似非重賞レース実績により評価される馬というのは軽視方向が正解と見ます。

スマイルカナについては、フェアリーS1着後の回顧文を参照↓
『これまでハナに立つ競馬では3戦3勝、そうでなかった赤松賞では中団で折り合いを欠いての敗戦。
近親エイシンヒカリ同様に、まともな競馬をさせる為にはハナに立つしかないというタイプ。(中略)岡田繁幸氏の個人所有馬ですが、マイネルと言えば積極策のイメージはあると思いますが、こと逃げに関しては好まないという思考を持ったオーナーサイドです…その点で飛ぶシーンは何度かあるのではないかと見ています。』
・・・
当時予想文にも記しましたが、前走チューリップ賞では案の定逃げさせない競馬をさせて折り合い欠いて自滅の格好。このオーナーでもさすがに今回は逃げの手を主張してくるはずで、その点での変わり身は見込めますが…それでも一介のフェアリーS馬にとって桜花賞の敷居は大分高いはずで…。


△マジックキャッスル牝3浜中55国枝(美浦)
▽ミヤマザクラ牝3福永55藤原英(栗東)

クイーンCでの賞金獲得組。
クイーンCは頭数が揃った近年は前半3Fが34秒台で流れるのがデフォ…それでアドマイヤミヤビやメジャーエンブレムなどのスタミナ型・渋とさが身上という馬が活躍する傾向にあるレースとなっています。
本年の勝ち馬ミヤマザクラもそれらと重ねられる存在で、兄には菊花賞激走馬ポポカテペトルなど中長距離家系馬です。本年も逃げ馬がHペースで飛ばす展開を、好位から抜け出すという強い競馬でしたが、ただしこれは瞬発力特化レース桜花賞には繋がらぬレース振りだとも言えます(実際にアドマイヤミヤビもメジャーエンブレムも桜花賞で撃沈)。桜花賞男である福永騎手が、レースに勝利しても尚あれだけ浮かない顔をしていたのも、その辺りでしょう。先行力を生かす競馬は桜花賞では不遇に遭いがちで、かと言って瞬発力勝負で秀でている馬では決して無いという点で…桜花賞で買うべき馬ではないと見ます。

それよりはこの日の内有利馬場バイアス馬場では致命的な最後方大外から、無理矢理に末脚だけの競馬で間に合わせてきたマジックキャッスルの方が、桜花賞に向けてという意味では買えるレース振りをしていた馬になります。

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昨秋は「休み明け初戦好走→叩き凡走」という戦績で、休み明けローテでG1を使ってくる今回は買い時にも見えますが…そもそも論として馬の資質的にG1級ではないと見ています。
2戦目アルテミスSは確かに展開不利を追い込む強い競馬でしたが、ただしG1を狙う馬ならばもう少し弾けて欲しかったというのが本音。前走は右回り大外枠競馬でモタれ気味になっていたのも敗因の一つとしてありそうですし…ローテは良くとも、能力面と右回りコースに不安有りの怪しい一頭と見ます。

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