2020年10月1日木曜日

近走パフォーマンス1位馬結果(9月26日、27日)

おはようございます。昨日のエントリーへのコメントありがとうございました。読者予想企画への熱い気持ちを持った読者がたくさんいてくださって嬉しい限りです。今回は二名の協力があって開催となったのですが、かずさんとのやりとりの中でいただいた「企画を継続して欲しいので」という言葉はグッときました。変わっていくべきところと、変わらずに残すべきもの、この取捨選択は大事なのですが、連絡をくださった他の皆さんからも、年二回のG1予想企画への想いを感じることが出来まして、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

私の好きな「将棋」の話になりますが、1980年代までは「将棋は人生」と考えるのがプロの世界では自然なことで、自分が残す棋譜に対して誇りと生き様をぶつけるのが一般的でした。ところが「将棋はゲーム」と話す羽生世代の登場により状況は一変、「人生的な要素は必要ない」とそれまでの価値観を一蹴しました。そしてあっという間に将棋界を席巻。それまでタイトルを独占していた上の世代で対等に戦えるのは谷川九段のみとなりました。そこから10年後に登場したのが渡辺三冠。彼は「将棋は仕事」と言い放ち、「理想は40歳で引退すること」と言ってのけました。無難な言葉に終始する上の世代を意識した発言でしたが、当時は「生意気」と言わることも。ただ、その雑音を実力で跳ね返し、今年は悲願の名人位獲得と、今でも第一線で活躍しています。そして、現在。コンピュータを用いた研究は棋士にとって当然のものとなっています。藤井聡二冠、豊島竜王、永瀬王座、彼らはまさにAI世代と言えるでしょう。

変わるべき部分と、変わらずに残すべき部分。当ブログは来月で13年目を迎えますが、そこは常に考えていきたいと思っています。過去を大切にすることは時としてその場に留まることになってしまうもの。逆に進むことは過去を捨てることにつながる場合もあります。そのバランスをいかに取りながら進んでいくか。これから先、ブログを続けていく上で、まずは自分自身が楽しむこと、これを第一にしたいと思っています。その中で新たなチェレンジをしていく、過去を大事にしながらも、捨てるべきものは捨てていく、羽生九段の「捨てる技術」、それを実践していけたらと思っています。

それでは本題へ。たいてい水、木あたりはバタンキューなのですが、今週は何とか踏ん張って平日全更新を目指します。今日は先週の近パ1位馬を振り返ることにします。

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