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【金鯱賞の有力馬診断(後篇)~ココへの捨てレース(叩き台)を使って金鯱賞本番のローテを組んで挑んでくる本気度随一のアノ穴馬など~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
─ヌーヴォレコルト(岩田)
昨秋は海外遠征して「BCフィリーアンドメア(G1)11着→レッドカーペットH(米G3)1着→香港ヴァーズ(G1)4着」という戦績。
BCフィリーアンドメアを好走していたならば少し違った評価ができたが肝心のそこでは完敗で、その後の好走2戦は共に称賛はできないレベルのレースだった。
前々走香港ヴァーズはハイランドリール1頭を除けば大したコトないメンバー構成戦。現代の世界競馬の主流距離とは言えない同距離2400のG1レースとしての比較では、香港ヴァーズよりも我がジャパンCに来日する外国馬の方が総じて粒揃いですから。
だから、ジャパンCの来日外国馬の質が小粒だとケチを付けるのは、そもそも(日本馬以外の世界競馬での)大粒の存在の数少なさの現状認識が欠けている面もあるのでしょう。ですからそもそも論としても、距離2400条件の世界のレースを好走したトコロでも、それを元に国内競馬でも高い評価するというコトはやや難しくなってきています。
そこで5着したスマートレイアーは国内G2に戻って力を見せましたが、ソレはソレ・コレはコレで、ヌーヴォレコルトの4着という結果が優れているだとは決して言えないはずです。
前走中山記念は(さっそく中1週で出てきている通り)その後の予定の使い詰めローテの余裕残しでの一叩きのレースなので凡走結果は責められないが、ただ直線では鞍上の追いに対してクビを堅くして反抗するような気難しさも見せていたのは今後の危険信号であるし、何だかんだ結局は昨年1年間走り続けて圧倒的格下レース一つでしか3着内に入れなかった馬にもう一花を期待するのは常識的には難しそうで・・・。
故障回避リアファル(武豊)
腱鞘炎からの復帰初戦だった昨秋金鯱賞は5着とマズマズの結果で、叩き2戦目で更に注目を集めた前走AJCCは13着大敗。
そのAJCC大敗については、音無調教師はレース前には「いろいろあったのはあったが問題ないと思う」とお茶を濁していたが、「太目残り」「引き続きプール調教併用」「水曜追いを木曜追いに変更」「蹄のアクシデント発生で接着蹄鉄使用」「回避説」などなど…そして師が分析するには「有馬記念でのトラウマでの、当日のテンション高の異変」まで…とにかく思い当たる敗因が多過ぎた必然の大敗だったという感すら。
逆に言えばそれだけ一変余地ある状況とも言えるのですが、そもそも金鯱賞5着の内容的な価値はかなり薄いですし、それを含めて何だかんだ3走連続で明らかに足りない走りをしている腱鞘炎復帰馬…再び上のステージに戻れる馬なのか半信半疑は否めません。
―タッチングスピーチ(ルメール)
馬体の後ろの造りが貧弱で自分のリズムでゆっくり追走してこそ脚を使えるタイプで、更には一昨年のエリ女でも見せた通り馬群は嫌いで外に持ち出さないと伸びない馬。
前走エリ女は勝気に勝るムーアJ起用は仇というかミスマッチだった印象で、道中も馬は行きたがらないのにムーアは常に促す騎乗は失敗だった気が…。そういう鈍いタイプだけに調教時計低調の休み明け初戦は走れる番でもなかったか。
結局OP級で間に合ったのは渋化馬場の京都での2戦で、鈍足だけに時計掛かる馬場ベターで、下り坂を外回しで勢い付ける戦法がベターなのだろう。
少なくとも良馬場+内有利想定馬場バイアスの条件では相当難しいと言わざるを得ない。
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前走小倉大賞典は、当初からの目標レースだったココへの叩き台の位置付けでの参戦。
それにしても負け過ぎなのだが、コノ馬は昔は好走歴は全て差し追い込みで、前目の位置取り(前半脚を使う)だと凡走ばかりという戦績の持ち主。そういう前半ゆったりした追走から脚を伸ばすのが理想形で、それが良績を残す中京コースだと全体の展開的に自ずとスローの入りでも先行できるというのが巧者たる所以の一つであろう。
前走は上記の逆で、小回り小倉でのHペース先行の競馬をしてしまった分の逆噴射で、それに加えて叩き台の中身ができていなかった仕上げで余計に負けた形だった。
今回は見え見えの適性レースなので穴人気必至なのでどの程度の印を打つかは人気と相談してになりますが、適性論から言えば上記のキチンとした根拠から前走とは真逆の一変まで有り得て良い場面だと見ます。
―ルミナスウォリアー(柴山)
4走前七夕賞では追走力不足を露呈の内容で、本質的には流れに乗り易い外回りコースがベターという馬。
前々走ディセンバーSでは小回り克服で2着好走しているが、勝ち馬ツクバアズマオーの進路も辿れて内からロスなく外に持ち出す完璧な立ち回りができた好走。
前走AJCCは外回りコース替わりだったが、完璧な立ち回りのディセンバーSとは対照的に、相当距離ロスある超大外を回されてしまう下手な競馬で間に合わず4着という結果。
今回は引き続き外回りコース条件なのは良くて、少なくとも前走(4着)ほどの下手な競馬になる確率は低くて、ただし前々走(2着)ほどの完璧な騎乗ができる確率も低くて…突き抜ける何かを持っている馬ではなくて騎手の誘導次第で届くか届かないかのレベル…取りあえず押さても損は無いくらいの評価。
―ヒストリカル(高倉)
コノ馬は毎日王冠然り小倉大賞典然り、外差しが決まる展開なら確実に上位に食い込んでくるし、その逆ならやはり好走できないという近況。その後者が近走多かったので馬柱が汚れているが、常に一定以上のパフォーマンスを自身は続けていた。
その脚質イメージ故に外回りコースへの出走が多くなっているが、実は寧ろ小回りの方に良績。小回りだったりタフ馬場だったり急坂コースだったり、上がり掛かる(体力勝負)場面の方が浮上傾向あるタイプである。
今回は開幕週馬場で、特に内有利傾向ある春開幕日の中京芝というシチュエーション…他力本願型のコノ馬が散々適性負け=凡走を積み重ねてきた方の条件に近い場面である…となれば、今回は“後者”の方に転ぶ可能性が高いと読むが…。
あとは、調教時計とレース結果の直結傾向もあるのだが、前走時はここ1年の中では最も優秀時計の最終追い切りを披露していた…今回も最終追い切り時計に注目して押さえに加えるかどうか。
★サトノノブレス(秋山)
前走有馬記念はラビットだけが目的だった様にも見える、出遅れながらも一番外々を回って仕掛け(突き)所を探るような競馬で、また仕掛けた際にもサトノダイヤモンドの進路を空ける様に1頭分外を回る競馬で、もう自分の好走の為の競馬は何一つしてない=当然の大敗と言える内容。
また、コノ馬についてもこれまで馬体重に拘った考察をしてきたが、有馬記念でも(陣営も絞る必要性を口にしながらも、本気度が無い為なのか)結局僅か2キロ減止まりの太目残りだったのも問題の一つだった。
距離2000付近で先行策時には、流石に荷が重かった宝塚記念を除けば間違いなく安定の粘り好走を実現している信頼できる馬。
3歳時の菊花賞こそ好走しているが、今の筋肉質になってきた馬体からもそれ以降は距離が長くなればなる程に振るわないという戦績にもなっている。
今回の先行激化しない=先行競馬をやり易い中京コースの適距離2000は最も無難に買い易い条件の一つで、あとは上記の馬体重がマイナスで出てきてほしいのと、鞍上シュミノーだったせいもあるが連続失敗しているスタートだけ上手くこなせれば当然好走できるはずの今回狙い時の一頭と見る。
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