2017年5月18日木曜日

オークス 2017 出走予定馬:ソウルスターリング、雨が残った桜の借りは府中の樫の舞台で晴らす…総合力高く坂の上りでも動ける器用さ、実力的にも最上位だ

2017 5/21(日)
第78回 優駿牝馬(オークス) (GI) 東京芝2400m
予想用・出走予定馬一覧
オークス・優駿牝馬2017の予想用・出走予定馬一覧

 2017オークス出走予定馬の全頭展望(予定)中盤戦の締めは、何といっても阪神ジュベナイルフィリーズ勝ちのGI馬、この世代の戦線で主役を張ってきたソウルスターリング。フランケル産駒としてミスエルテとともに注目を浴びたが、明暗としてはこちらが明となった。2歳女王戴冠時はまさに鮮やかそのもの、この馬の走りを奪われた雨の桜花賞…天気予報は今のところとりあえずこの馬に味方しそう、良馬場で女王の座を奪い取れ。


 この馬とリスグラシューとレーヌミノルの関係性というのは結構自分の距離適性や基礎スピード、後半要素といったところを判断するうえで結構面白いなと感じる。今のところだが、桜花賞上位でオークス適性が最も高いのはこの馬だとは思っている。なのでもちろんだが逆転可能だろうと。既存勢力で一番の評価はこの馬かアドマイヤミヤビかだとは思っている。


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阪神JF(GI) 1着 18頭1枠2番
阪神芝外1600m良 1:34.0 46.7-47.3 M
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2

 当然だが3走前の阪神JF勝ちから入っていきたい。阪神芝外1600m戦で年末だが朝日杯週に比べると1段階ぐらい軽かった。と言っても標準馬場ぐらいというところ。ペースバランスは-0.6で平均の範囲。ラップ推移的に見てもL3の4角坂の下り地点で実質最速、L2でも維持してL1で落とす、まあ割と常識的な流れとなっているが敢えて言えば桜花賞とチューリップ賞の間ぐらい。ペースとしては流れているが3~4角はそれなりには息が入っている。基礎スピードも問われたがそれだけでなく後半も明確に加速して馬によっては11秒前半を引き出す競馬になっている。


 2番枠から五分に出てそこからじわっと促しつつ2列目のポケットで進めていく。ルメールもある程度積極的に乗って逃げ馬が少し離した逃げになって3角までには3列目のポケットになる。前にいたショーウェイが3~4角で外に持ち出したので前にスペースが開いた状況で馬なりで直線に入ってくる。序盤で進路を最内に切ってからスッと反応、一気に伸びて先頭に立つ。L1で襲い掛かるリスグラシューをしっかりと封じ込めての完勝だった。


 このレース自体は実は噛み合っての勝利ではあったと思っている。内枠で上手く良い位置を取れたことで最速地点の4角地点でロスなく立ち回れたし前にスペースを確保できた状況で進路確保が楽だった。リスグラシューはロスの大きい競馬になった中でL1で食い込まれたので力差としては見た目ほどはない、という評価だったしリスグラシューも互角レベルで評価していた。ただ、敢えて言うならこのペースでしっかりと先行する基礎スピード面を見せてきたというのは評価できるし、そのうえでL2地点で1馬身ちょっとの差をきっちりと捕えているように、この馬はL2で最速11.3前後は引き出せている。この馬にしてみればL3の最速地点では我慢ができたことでしかけをワンテンポ待てた、そこから出し抜く脚をこのペースで引き出せたということになる。全体的な総合力の高さを見せつけてきて、大きく崩れることは感じさせない競馬だったかなと。


チューリップ賞(GIII) 1着 12頭7枠10番
阪神芝外1600m良 1:33.2 46.4-46.8 M
12.4 - 10.7 - 11.1 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.9

 ソウルスターリングのベストバウトは?と問われると後で振り返るアイビーSかこのチューリップ賞になる。そしてチューリップ賞は桜花賞、JFと3つの阪神マイル戦が行われた中で、最も後半要素を強く問われた一戦であると。ペースは平均なのだが、JFとの比較でみてもわかるように中盤の緩みが少し大きく、その分だけL2最速が11.3と速いラップを踏んでいる。もちろん基礎スピードを高いレベルで問われたが、ウエイトとしては後半のトップスピード面をより顕著に問われているという形。個人的にはこの一戦はオークスに比較的繋がりやすいかなとみている。


 10番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと出していって先行策だが内外から来られたので控えて好位3列目ぐらいで進める。掛かるかな?というような入り方だったがしっかりとコントロール、離れた5番手で3角。3~4角で前がペースをコントロール、こちらは3列目内目でしかけを待つ。4角で前がゴーサイン、こちらも仕掛けを待って直線に入ってくる。序盤で3列目から並ぶ間もなく2列目、先頭列を交わし去って堂々先頭。L1はちょっと甘くなったがそれでも後続を全く寄せ付けずの完勝だった。


 このレースで注目すべきはL2でスパッと切れたということ。どうしてもペースが速いように感じるけどこのレースに関しては5番手にいたこの馬の位置だと明確にスローバランスだとみている(大体47.4-45.8前後ぐらいの感覚)し、直線入りで2馬身差をあっさり、これが11.3の地点でこれだと10秒台を視野に入れられるということになる。かなり速い脚をゆったり運んだことで引き出せたと。ここに関してはリスグラシューを全く問題としていない。後傾の競馬でトップスピード面を引き出すことで圧倒してきたとみれば距離が延びることがプラスに働きやすいだろうと見ていいと思っているので。


桜花賞(GI) 3着 17頭7枠14番
阪神芝外1600m稍 1:34.6(+0.1) 46.5-48.0 H^1
12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.8

 桜花賞では3着と伸びあぐねた。もちろん馬場が稍重表記以上にタフな馬場になっていたこともあるが、やはり大きな違いは中盤が緩まなかったこと、L3最速だがL2以降は減速しているということ。これはJFとの比較でみてもこの馬にとって苦しい競馬になった要因だといえる。前半要素のパワー型基礎スピードを問われた、また仕掛けどころが早くなったことで苦しくなったとみていいと思う。


 14番枠から五分には出てそこからじわっと出していくが先行馬も数多く、好位の外目でという競馬になる。道中も折り合って進めていくがレーヌミノルに前を取られて初めて外々から正攻法の競馬となる。3~4角で単騎気味のカワキタエンカを捕えに各馬が動く中で好位の外から動くことを強いられて直線。序盤でそこからしぶとく伸びようとはするが前のレーヌミノルが手ごわい。L1では流石にジリッとレーヌとの差は詰めたがそれでも誤差の範囲、最後はリスグラシューに差し込まれての3着完敗だった。


 ポイントになるのは縦横の位置関係。JFではレーヌミノルに対してはほぼ同じ位置で最内、今回はレーヌを前に置いて一つ外から動く形になったこと。これがまず響いた。もう一つは重馬場で単騎で運んでいたカワキタエンカを4角の下りで各馬が捕まえに行くことになったこと。L3最速をカワキタが刻んでいるのにここで差を詰めているので恐らくだが他はもっと明確にL3最速だっただろうと思う。その中で外から勝ちに行く形になった。加えて言えばやはりタフな馬場で流れたことで速い脚を要求されず、後半は消耗することになってしまった。恐らくレーヌミノル辺りの位置では平均程度だと思うが、結局JFと違ってタフな馬場になったことで上がりが掛かっているようにパワー型の基礎スピードのウエイトが大きかったと思う。これまで中弛みでコントロールして末脚の絶対量勝負で見劣ってきたレーヌミノルが淡々とした流れ、速い脚を要求されない流れで逆転してきているところからも、よりマイルでも基礎スピードを問われたとみればJF組の逆転もある程度説明できるのかなと。


 長くなるが個人的にはこの桜花賞はオークスを考えるうえではややイレギュラーとして考える必要があると思うし、あまり気にしないでいいと思っている。差し決着ではあったがイメージとして近いのがアユサンとレッドオーヴァルのデムーロ兄弟ワンツー時の桜花賞とかで、雨が残ってタフな流れになったことで本来の末脚を削がれた各馬が多かった。こういうところで結果を出した馬は末脚が凄いというよりタフな馬場で厳しい流れについていけるパワー型の基礎スピード面が高いレベルにあったというのが大きいと見るべきだろうと。この世代はオークスでは桜花賞組が圏内に入り込めなかったように、タフな馬場になって末脚を削がれるところまでペースが上がると基本的にオークスにそのまま繋がるとは思っていない。旧コースの桜花賞がオークスでつながりにくかったのもそういった事情があっただろうと。少し長くなったがソウルスターリングにとっては基礎スピード面で苦労したのであればオークスへの不安にはならない、ということ。反動とかそういった面での不安はあるが、3着に敗れたこと自体は適性の差だとみているし、高速馬場の2400オークスでこのケースはまずない。


アイビーS(OP) 1着 9頭7枠7番
東京芝1800m良 1:48.9 49.4-46.9 S^2
12.7 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 12.6 - 12.6 - 11.6 - 11.2 - 11.5

 さて、ここまで来たら4走前のアイビーSに触れておく。もちろん相手が皐月賞2着馬のペルシアンナイトではあるが、ペルシアンは全体のペースが上がって鋭く脚を引き出せたという面もあるので、これがベストバウトとは思っていない。それよりどちらかというとソウルスターリングの府中適性という面に焦点を当てたいかなと。ペースは2.5で超スローに肉薄レベル。ラップ推移は3F勝負でL2最速と坂の上りでの加速が問われたと。L2、直線半ばに上り坂がある、ここで加速するケースが多いオークス適性で重要なポイントである。


 7番枠からまずまずのスタートを切ってそこから控えて2列目の外。ドスローだったのもあって折り合いはやはり少し苦労、掛かっているところで外から一気に上がっていった馬もいたので煽られそうだったが、それでも何とか途中ではコントロールし切って2列目の外で3角に入る。3~4角では2列目外でじわっと促してエトルの後ろで直線。序盤で外に出してそこからじわっと追いだし坂の上りのL2の地点でジリジリと伸びてエトルに並びかける。L1でしっかりと抜け出し最後はペルシアンナイトのバテ差しも問題とせずの完勝だった。


 エトルディーニュは出し抜きタイプの先行馬で、スローからスッと坂の上りで動けるのが強み。そのエトルに対して目標にして坂の上りで捕えているのでこれは高く評価しないといけない。府中適性は全く問題ないとみて良いし、坂の上りにかけてしっかりと加速で入っていけた。恐らく11.2の地点で完全に並んでいるので11.0前後というところかな。この時は別に高速馬場というわけではなく、富士Sが48.1-45.9のかなりのスローでも勝ったヤングマンパワーで上がり33.8、イスラでも33.7である。そこと比較すれば時計的には見劣っても上がりそのものは十分互角以上にやれているといえるし、この馬場で坂の上りで11.0を出せたのであればトップスピードの質的にも上等である。後半の総合力は折り紙付きと言っていい。


2017オークスに向けての展望

 個人的にはこの牝馬路線はクラシック路線で考えれば本来はソウルスターリング、アエロリット、アドマイヤミヤビの3強だったんじゃないかなとみている。ただ桜花賞が雨で渋ったことで割と単調、そして速いラップを踏まない形になったことで基礎スピード型のレーヌミノル、消耗バテ差しでリスグラシューが台頭してきた、という感覚。タラレバは無駄だが、自分のこの世代の解釈として、もし仮に高速馬場の阪神マイル戦なら結果は全然違っただろうと。そして、この特異な桜花賞がそのままオークスに繋がるか?という観点で見ると前述している通りで自分は直結はしないだろうとみている。もちろん桜花賞3着ではあるのだが、オークスでは1,2着馬に対して逆転する可能性は極めて高いと考えている。理由としてはやはりチューリップ賞。オークスは2400m戦で先週の感じなら雨が無ければまず高速馬場。そうなると前半飛ばす馬が出てきたとしても淡々とした流れに持ち込むことは恐らく難しい。また仮にそうなったとしても2400ならJF、チューリップ賞だけやれていればこの馬の基礎スピード面で十分足りる。逆にレーヌミノルは本来1400~マイル辺りで厳しい流れに持ち込んでこそだが、2400mを淡々と運ぶというのは現実的に難しい。どこかで息を入れればクイーンCで息を入れて取り付かれて末脚の絶対量で完敗しているように苦しい。リスグラシューはチューリップ賞で質的に完敗を喫している。こちらは府中の坂の上りでも動けるし前半無理をしなければ後半の末脚の絶対量も高めてきている。恐らくだが桜花賞上位3頭で比べるならオークス適性はこの馬が一番だろう。


 後は他との比較になる。アドマイヤミヤビは前述している通りパワー型基礎スピードを求められてついていけずに脚を消耗した形なので適性外とみるしかない負け方。クイーンCだけやられればアエロリットとレーヌミノルとの比較でみてもかなり手ごわいし、恐らくトップスピードの質的に見て最上位の馬になってくる。それ以外だとモズカッチャン辺りはL1のバテ差しは警戒も瞬間的なギアチェンジや質的にはまず見劣らないと思うし、距離延長で爆発しそうな馬が足元をすくう可能性はあるが、現状オークスで軸馬にしたい競馬をこれまでし続けてきている。敢えて言えばTS持続はちょっと甘いとは思うので、できるだけ仕掛けのタイミングは遅い方が良い。好位~中団で先行集団からは少し離れて無理せず進めながら緩みでじわっと取り付いていって仕掛けを待って直線に入っていくのが理想。血統的にフランケルはマイラーだが最晩年は2000でも結果を出したし元をたどればガリレオ系、快速エーピー系プルピットは母父のミスエルテと違ってこちらは母父が中長距離色の強いMonsunなわけなので距離に関しては血統的にも心配していない。素材の絶対値では圧倒していないけど、総合力の高さはメンバー中屈指。坂の上りでの加速の上手さが問われやすいオークスだと個人的には信頼度は一番高いかなと。後はアドマイヤミヤビや他の路線との比較になる。チューリップ賞、桜花賞組には負けてほしくないかな。ルメールが余程後ろから行かない限りは大丈夫だと思うし、2400ならゲートも安定しているので控えて好位~中団という形も取りやすいだろう。折り合いもドスローのアイビーSで問題なかったし、仕掛けを待つ、コースロスも意識して乗ってくるルメールというのもこの馬の適性と合致している。現時点では本命に一番近い馬かな。



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今週は何と言っても、優駿牝馬(オークス)G1!

例年荒れるレースではないが、上位人気馬に交じって穴馬1~2頭が絡んでくる傾向が見られます。
その穴馬が1頭なのか2頭なのか、はたまた1着なのか2着なのか3着なのかで配当は大きく変わってきます。

2013年には15万馬券、そして2011年には50万馬券という高額配当決着にもなっています!

今年の人気馬は桜花賞組の3頭
ソウルスターリング
リスグラシュー
レーヌミノル


ですが、人気だけが先行し、各馬がどういった心配材料があるのか取り上げられているところが少ないようです。

つまり、そこを突いて馬券にからまない人気馬の割出。
馬券に絡んでくる人気薄馬の割出。

これが最重要課題となるでしょう!!

そこで参考にしたいのが、先週のヴィクトリマイルG1の結果。
誰もがミッキークイーン(ダントツの1番人気)を軸としたレースしたが、
1着:アドマイヤリード(6番人気)
2着:デンコウアンジュ(11番人気)
3着:ジュールポレール(7番人気)

という波乱決着を3連単で的中させた、穴馬選定に評価の高い競馬情報サイト
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先週予想を利用したユーザーからの声で、

5月13日(土)
明日に期待です

先週ロイヤルでめちゃくちゃ儲けさせてもらいありがとうございました。今週も参加しましたが、本日は残念ながら的中しませんでした。先週の的中が凄すぎて当たるのが当たり前のように感じてしまいますが、不的中もあって当たり前というか3つに1つ当たれば十分ですよね。配当が大きいのでそれで十分です。でも明日は期待です^^

5月13日(土)
今日の結果!

3つ参加!ライトはずれ!ダイヤ当たり!ロイヤルはずれ!でもトータルではだいぶプラス!!

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