2017 函館スプリントステークス(GIII) 函館芝1200ｍ
セイウンコウセイの敗因分析
1:06.8 32.2-34.6 H^3
11.7 - 10.1 - 10.4 - 11.0 - 11.4 - 12.2
今年の高松宮記念馬で１番人気に支持されながら４着と馬券圏内を逃したセイウンコウセイの敗因を分析していく。
４着セイウンコウセイ
まずまずのスタートから押して押してシュウジの外からポジションを上げて行って、最終的には番手外。ただ道中もシュウジが淡々とペースを引き上げて進めていくのでそれに乗っていく形になって３角。３角でも10.4と速いラップからコーナーに入って行ってそこから減速ラップで番手外から楽な手ごたえで直線に入ってくる。序盤でシュウジを捻じ伏せたところまでは良いが、そこから外差しにまとめて交わされての４着完敗だった。
ん～…まあついていきすぎた。超高速馬場で超ハイで休み明けでこれだけやれたら個人的にはむしろ頑張ったなという感じで、これならどういう展開・馬場になっても今後大崩れはしにくいと思う。最悪に近い展開だと思うしね、ここで崩れたシュウジと踏みとどまったセイウンコウセイ、という点で見ても明らかに適性面での不安は一つ解消されたかな。馬場に関してもかなり軽い馬場でこれまでにないような競馬になったがそれでも前半で上り坂を登っていく特殊なコースで32.2と異次元のラップを踏む形でもついていけたからね。個人的には収穫の方が多い。
ただ、これまでの内容的にみてもタフな馬場で基礎スピードをそこまで問われず後半要素で良さを出してきたわけなので、その辺りを考えても今回はややオーバーペースだったと。それでも２秒程度のハイなら対応できるというのを見せたのは大きいし、タフな馬場で後続も脚を使わされる競馬だったらむしろ突き抜けてたんじゃないかとも思う。なので思っていた以上に1200への適性が高かったかも。今後スプリント路線はこの馬中心になりそうな気がするね。レッドファルクスは1400～マイルを使った方が良いかもしれない。
まあ幸に関しては同情するところもあって、人気を背負って逃げ馬が良い感じで逃げていたら離されずに捕まえに行く意識を持つのはある程度仕方ないかな…。馬場もかなり特殊だったからね。
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