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おはようございます。夏の特別企画もいよいよクライマックス。第一弾は当ブログの血統担当サムソンさんによる新種牡馬解説、第二弾は2年ぶりの重馬場で狙える種牡馬の更新、そして、第三弾は盲点になっていたあの部分に目を付けました。芝レースにおける馬場状態の割合は良(80%)、やや重(14%)、重(5%)、不良(1%)の順で、重馬場+不良馬場の約3倍の出現率があるのが、やや重となっています。ここで浮かぶ疑問は、「良とやや重では種牡馬によって、どのくらい差があるのか」。そして、「やや重に目を向けることは予想として有効か」の二つです。結論から言えば、「考慮するに値するレベル」です。そこで特別企画の第三弾では、「やや重馬場で狙える種牡馬」と題して、第二弾でお送りした「重馬場で狙える種牡馬」と関連されながら見ていくとにしました。これで「雨が降ったらひたむきブログ」が合言葉になれば嬉しいです(笑)。それでは芝編をどうぞ。
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9/2(土) 札幌11R 第52回札幌2歳S(G3) 芝1800m
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
連闘 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
2週 | 3- 1- 1- 14/ 19 | 15.8% | 21.1% | 26.3% | 83 | 121 |
3週 | 2- 3- 2- 29/ 36 | 5.6% | 13.9% | 19.4% | 17 | 57 |
4週 | 1- 1- 0- 12/ 14 | 7.1% | 14.3% | 14.3% | 102 | 58 |
5~ 9週 | 2- 4- 7- 43/ 56 | 3.6% | 10.7% | 23.2% | 19 | 72 |
10~25週 | 2- 1- 0- 4/ 7 | 28.6% | 42.9% | 42.9% | 215 | 110 |
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
新馬 | 4- 6- 5- 60/ 75 | 5.3% | 13.3% | 20.0% | 33 | 70 |
未勝利 | 3- 0- 0- 18/ 21 | 14.3% | 14.3% | 14.3% | 99 | 30 |
OPEN特別 | 3- 4- 5- 25/ 37 | 8.1% | 18.9% | 32.4% | 44 | 111 |
G3 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
重賞 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同距離 | 7- 7- 6- 61/ 81 | 8.6% | 17.3% | 24.7% | 45 | 84 |
今回延長 | 3- 3- 4- 45/ 55 | 5.5% | 10.9% | 18.2% | 46 | 57 |
1000m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1200m | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1500m | 2- 2- 4- 22/ 30 | 6.7% | 13.3% | 26.7% | 47 | 86 |
1600m | 1- 1- 0- 6/ 8 | 12.5% | 25.0% | 25.0% | 138 | 72 |
1700m | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1800m | 7- 7- 6- 61/ 81 | 8.6% | 17.3% | 24.7% | 45 | 84 |
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
新馬戦 | 4- 6- 4-57/71 | 5.6% | 14.1% | 19.7% | 35 | 72 |
未勝利戦 | 3- 0- 0-18/21 | 14.3% | 14.3% | 14.3% | 99 | 30 |
クローバー賞 | 2- 1- 3-11/17 | 11.8% | 17.6% | 35.3% | 84 | 131 |
コスモス賞 | 1- 3- 2-13/19 | 5.3% | 21.1% | 31.6% | 11 | 100 |
新馬戦(牝) | 0- 0- 1- 3/ 4 | 0.0% | 0.0% | 25.0% | 0 | 27 |
函館2歳S | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
中京2歳S | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
年度 | 1着馬 | 着 順 |
人 気 |
2着馬 | 着 順 |
人 気 |
3着馬 | 着 順 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | クローバー賞 | 2 | 1 | クローバー賞 | 1 | 3 | 新馬戦 | 1 | 1 |
2015 | 新馬戦 | 1 | 1 | 新馬戦 | 1 | 1 | コスモス賞 | 4 | 3 |
2014 | 新馬戦 | 1 | 3 | 新馬戦 | 1 | 1 | 新馬戦 | 1 | 3 |
2012 | 新馬戦 | 1 | 1 | コスモス賞 | 1 | 1 | 新馬戦 | 1 | 1 |
2011 | 未勝利戦 | 1 | 1 | コスモス賞 | 1 | 1 | クローバー賞 | 1 | 2 |
2010 | 未勝利戦 | 1 | 1 | 新馬戦 | 1 | 2 | 新馬戦 | 1 | 1 |
2009 | クローバー賞 | 1 | 2 | 新馬戦 | 1 | 3 | 新馬戦 | 1 | 6 |
2008 | 新馬戦 | 1 | 2 | コスモス賞 | 2 | 3 | クローバー賞 | 1 | 7 |
2007 | 未勝利戦 | 1 | 4 | 新馬戦 | 1 | 1 | コスモス賞 | 5 | 5 |
2006 | コスモス賞 | 1 | 3 | 新馬戦 | 1 | 3 | クローバー賞 | 1 | 1 |
前走脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 3- 1- 27/ 32 | 3.1% | 12.5% | 15.6% | 17 | 74 |
先行 | 7- 5- 6- 47/ 65 | 10.8% | 18.5% | 27.7% | 62 | 88 |
差し | 1- 1- 3- 21/ 26 | 3.8% | 7.7% | 19.2% | 17 | 48 |
追込 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% | 111 | 60 |
マクリ | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
3F 1位 | 7- 6- 5- 42/ 60 | 11.7% | 21.7% | 30.0% | 57 | 80 |
3F 2位 | 2- 1- 3- 27/ 33 | 6.1% | 9.1% | 18.2% | 72 | 70 |
3F 3位 | 1- 3- 0- 13/ 17 | 5.9% | 23.5% | 23.5% | 23 | 101 |
3F ~5位 | 0- 0- 1- 10/ 11 | 0.0% | 0.0% | 9.1% | 0 | 11 |
3F 6位~ | 0- 0- 1- 14/ 15 | 0.0% | 0.0% | 6.7% | 0 | 70 |
前走コース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
札幌・芝1800 | 5- 6- 4-42/57 | 8.8% | 19.3% | 26.3% | 47 | 82 |
札幌・芝1500 | 2- 2- 4-22/30 | 6.7% | 13.3% | 26.7% | 47 | 86 |
函館・芝1800 | 1- 0- 1-11/13 | 7.7% | 7.7% | 15.4% | 43 | 48 |
阪神・芝1800外 | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 200 | 95 |
東京・芝1600 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 1110 | 450 |
福島・芝1800 | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 172 |
阪神・芝1600外 | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0 | 43 |
新潟・芝1800外 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0 | 166 |
お早うございます。
いよいよ本日今週の中央競馬の出走馬が確定します。
前回の内容を戒める意味から『古典落語』でも聞いておきましょう!笑
古典落語と言えば代表的なものに”芝浜”と言うものがありますよね?
皆様も一度や二度聞いた事あるでしょう!?
話がなげーんですが
これ聴いて感じた事、思った事などなど、
お互い人間ですからこれから始まる第9回目の競馬開催に活かしませんか!?
と言う事が言いたかった、と言うか書きたかったんです。
是非一度聴いて下さい。
それではどうぞ。
これから驚くような大金を手にしたとしても、もう一回これを聴いておくんなさい!(笑)
#先手必勝!/提供期間は短いよ/ダラダラ買いはしないよ/時に勝ち逃げの場面だってあるかもよ/
てな訳で、今週から行われるトレセン同志会2017第9回の前途を祈念して
乾杯じゃ~(笑)
参加を希望される方はお待ち致しております。
【◆トレセン同志会2017第9回激走ラッシュ!募集概要】
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http://www.jra-miho.net/bunkan-annai.html
9月1日(金)の15時が締め切りとなっております。
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グレープブランデーが引退=競馬 (時事通信) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000081-jij-spo
8/30(水) 18:01配信 時事通信
日本中央競馬会(JRA)は30日、2013年のフェブラリーステークス(GI)を制したグレープブランデー(9歳せん馬、栗東・安田隆行きゅう舎)の競走馬登録を同日付で抹消したと発表した。JRA通算成績は32戦6勝。
今後は北海道の社台ファームで乗馬となる予定。
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【新潟記念の有力馬診断(後篇)~小島茂師「ラスト甘くなるから早めに抜け出して力勝負を」⇔デムーロJ「抜け出すと気を抜くからラスト一差し狙い」で戦法綱引き状態アストラE~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
△アストラエンブレム 牡4 Mデムー 56.5 美南 小島茂
デビューから3走前までは9走連続でマイル戦を使われたが、そこでの好走歴はスローペースのヌルいレースばかりで、本格的にマイル適性を求められるレースになると常に一歩及ばずの結果になっていた。
馬体的にもダイワメジャー産駒の割には脚長でスラリとした距離持ちそうな構造の持ち主だけに、今期は満を持しての距離延長1800が条件好転方向に作用してパフォーマンスをワンランク上げてきた経緯…それを見る限りでは今回のもう1F延長の距離2000起用にも好感が持てる。
前走についてはまたもゴール前で気難しさを出して自ら前を抜かなかった様な2着で、前々走でも同じくで、逆に最内枠イン突きが嵌まった3走前だけが集中力が続いて勝ち切る結果だった。
今回にしても引き続き付き合わなければならない勝ち切れぬ癖が気になるのと、調教師が唱える早仕掛け(早め先頭競馬で能力で勝ち切る)というギャンブル策敢行の裏目リスクはあるが、まともならば馬券内の1席を確保して然るべきの能力馬なのは確かで。
▽タツゴウゲキ 牡5 秋山 55 栗東 鮫島
七夕賞と小倉記念と穴人気していた同馬であるが、その根拠の一つは斤量52だった。
前走小倉記念は3コーナー地点までに動かされた馬は逆噴射傾向で、逆にそこで溜められた馬の方に分があったという決着。その後者の際たる存在が1着タツゴウゲキで、軽ハンデ好位から勇気ある待つ騎乗が大いに嵌まった印象。
さて、他馬並の斤量55を背負っても尚秀でているかと言えば結構疑問で…これも前走内回りイン競馬奏功組だけに外回り替わりもプラスではないだろうし。
▽トーセンバジル 牡5 岩田 56 栗東 藤原英
(古馬になって以降の)唯一のOP実績となる前々走阪神大賞典3着は事実上2強とその他8頭のレースだった。2強が抜けきった後の3着争いだが、そうなれば当然2強を無視して3着を獲りに来た馬の方が有利になる…それは正に四位Jの十八番のテクだったという嵌まり好走結果だったワケ。
それも含めて良績は距離二四以上路線にある馬で、明確な意図が見えないいきなりの二千重賞挑戦ではどうなのだろうか。
△ルミナスウォリアー 牡6 柴山→石橋脩 57 美北 和田郎
前走函館記念では高速二千条件ではスピード不足を露呈してきた馬だけに馬場悪化が大いに味方となったか。
昨年七夕賞が典型で良馬場二千条件では必ず置かれる様な競馬になっていたのが、函館記念では最も手応え良く進出する別馬のレース振りになっていたのは馬の成長もあるかも知れないが低速馬場のアシストに他ならないだろう。
これが札幌記念へというならば軽視要素あったが、今回は馬場条件悪化でも外回りコース替わりはプラスになる新潟転戦で…前々走以前の戦績も上位だけに無難に走ってきそうだが。
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少し前まで常に重賞で人気を背負っていた馬だが、流石にソロソロ見限られつつあるこの頃。
とは言えども…5走前は0.1秒差・4走前はトップハンデで3着まで0.1秒差・3走前は大外枠先行策で掛かり自滅・2走前はトップハンデで無駄に外回されて3着まで0.0秒差・前走は酷量背負ってバイアス不利のイン競馬での凡走…という戦績は言うほど悪くないモノである。
新潟二千重賞の前々走4着時の逆の9走前2着時の内を利する競馬ならば、そしてトップハンデの呪縛から解かれたとなれば…通用圏内の計算はできる一頭だ。
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「系統別種牡馬辞典」内国産編第百十四弾はヌレイエフ系。*ストラヴィンスキーや*スピニングワールド、*パントレセレブルなど世界でも名の知れた種牡馬が多数輸入されましたが、そのうち日本で後継種牡馬を残したのは*ハートレイク産駒のプレシャスカフェのみ。そのプレシャスカフェもたった1年で廃用になるなど重宝されたとは言えませんでしたが、アラブの名牝・イケノエメラルドとの間にゴーディーという名馬を残したのはさすがとしか言いようがないですね。実績だけなら*ザグレブ産駒のコスモバルクやコスモサンビームが断然だったのですが、ここに名を連ねることはできませんでした。 続きを読む
札幌3日
武田玲奈のハタチの夏ケイバトーク
プロフィール
1997年7月27日生まれ 福島県いわき市出身
ヴィズミック所属
7月に二十歳になったばかりの武田→8月9日に同じく二十歳になったのが藤田菜七子
しかも西田「玲奈」以来のJRA女性騎手が藤田(゜ロ゜;
フローラルシトラス 藤田
もしかすると、重賞初勝利の期待が出来るかもしれません
もしもこの読みが的中ならまさに
イイコトズクシです(^_^;)
データの有効性や仮の指数を作っての検証をしながら、地方版の競馬新聞の作業を進めてたりします。
心強い助っ人が入ってくれたおかげですね。
さて、肝心の新聞。
実は作る事自体はカナリ簡単。
大本の構造は↑のメモ程度で充分。
いわゆる「モデル」と呼ばれる部分に相当するもの。でしょうかね。
そして、最終的に印刷される物が紙や、あるいはHTMLのようなWEB版が「ビュー」になります。
僕の今のやり方は、データベースからデータを取得して、チョイチョイ計算などを挟みつつ、最終的に1レース1Jsonファイルに出力します。
それを例えばイラストレーターに読み込ませればPDFが出来るし、ブラウザで表示すれば簡易ビューワとなる。
こんな程度ですわ。
でも、最初に細かいデータやパーツをチマチマと作って、最後にプログラムを実行して全てが1つなって「ドン」っと完成品が出来た時は、ああ…やってて良かったと思える嬉しい瞬間。
何ならそれを味わう為だけに作ってるまである。
ふふふ、今から最後のF5キーを押すのが楽しみだな。
2017 9/3(日)
第53回 新潟記念(GIII) 新潟芝外2000m
予想用・出走予定馬一覧
今年はオープン特別で安定、そして前走のエプソムカップでは1番人気ではあったものの2着と安定感が出てきたアストラエンブレムが新潟記念に出走予定。これまではマイルから1800mを使ってきていただけに、1F延長の2000mという舞台がカギになるが、持ち味の末脚に新たに身につけてきた先行力を重ねてもう一段上のステップを踏みたい。
ゲートがそんなに安定していない割にここ最近は結構良い位置で進められているというのはあるかな。ただ前走は五分に出て積極策を取って行けたし、距離も延長するので前半の進め方は比較的楽かもしれない。後は純粋に2000mがどうかかなあ。ダイワメジャーの仔って1800と2000では結構別の馬になったりするから。新潟でも1600~1800だとそこそこやれるイメージだけど、2000となるとイメージ的にわかないし。その点は不安としてはある。無理のないペースで、しかしいい位置を狙いたい。
●エプソムC(GIII) 2着 18頭5枠10番
東京芝1800m良 1:46.0(+0.1) 48.2-46.2 S^2
12.8 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 11.5 - 11.7 - 10.8 - 11.6 - 12.1
まずはエプソムカップ2着から。この時は開催終盤の府中ではあったが内外の馬場差はともかく時計自体はかなり出ていた。ペースは2秒でかなりのスローだが、L5から11秒台半ばに入ってのL3最速2段階加速戦。後半特化に近い競馬でポテンシャルとそこからのトップスピードの質・持続力を高いレベルで問われている。出し切って良さが出るタイプの馬が上位に来た。
10番枠から五分には出てそこからじわっと楽に2列目まで押し上げていく。そこからはしばらく様子を見ていた感じだが、掛かりながらになったので2列目の外で抑えながら3角。3~4角でも2列目の外でマイネルハニーを見ながら直線。序盤でそこから仕掛けを待つような感じでマイネルハニーの直後で風よけ、L2地点でそこから外に持ち出してしぶとく伸びを見せてくるが内からダッシングブレイズに来られる。それでもL1までしぶとく食らいついてマイネルを捕えて2着を確保した。
内容的にはやはり強い競馬だったと思う。ペースは遅かったので楽に前半のポジションを取れたというのはあるが、それでも後半5Fの競馬になって前受しながらもL1までしぶとく粘っていた。勝ったダッシングブレイズがTS持続の高い馬なので、これに減速地点で差し込まれるのは仕方がないし、番手からこの競馬でマイネルハニーを捻じ伏せることができたのは評価しないといけない。これまでマイル路線で末脚を引き出す形で進めていたがそれだと届かず、後半特化だけでは難しかった。それがスローが前提であるとはいえポジションを取って進めることで結果を出してきたのがここ2走と言えそう。
●メイS(OP) 2着 11頭7枠9番
東京芝1800m良 1:46.0(+クビ) 48.7-45.3 S^3
12.8 - 11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 11.0 - 11.4
2走前のメイSではタイセイサミットを捕えきれなかった。結論から言うとやはり後半勝負に特化するとこの距離で末脚勝負ではちょっと甘くなるという感じはある。ペースは3.4で超超スローに肉薄するレベルで遅く、そこからのL2最速戦。L1も落ちていないのでトップスピードの質を高いレベルで問われている。もちろん最序盤でのポジショニングも重要だった。
9番枠から五分には出てそこからじわっと促しつつ2列目の外。道中もドスローの中でコントロールしながらタイセイサミットの後ろで3角。3~4角でも体制の後ろから促して直線。序盤で2馬身ほどの差があったがここで追い出されてジリジリとした伸び。L2の地点でもジリジリと伸びてくるが前も止まらない。L1まで頑張って食らいつくが結局クビ差で凌がれてしまった。
この馬はトップスピードの質、持続力ともにマイル~1800のオープンレベルまでなら高いレベルで見せていた馬で、最後までしぶとく伸びてきたのは評価できる。敗因としてはあの位置でタイセイに運ばれてしまうと苦しかったというのが大きいし。逆に言えばあの位置にまでポジションを取れたから際どいところまで詰められたともいえる。1800まで延ばせば五分のスタートからそれなりに良い位置を取れるようになっていて、ここ2走はどちらかというと前半のポジショニングの成長が大きいのかなと。
●京都金杯(GIII) 4着 18頭7枠14番
京都芝外1600m良 1:33.1(+0.3) 45.9-46.9 H^1
12.2 - 10.6 - 11.1 - 12.0 - 11.7 - 11.9 - 11.5 - 11.8
厳しいペースとなった京都金杯でも一定のパフォーマンスを見せてきた。ペースは1.0でハイ、ラップ推移的にも中盤少し息が入ってそこからのL2再加速という競馬。前半の基礎スピードを高いレベルで問われてそこからの一足、総合力が問われた競馬だったといえる。
14番枠からやや出負けという程度。そこからじわっと促すが後方からの競馬で進めていく。道中も後方馬群のうちに入り込んで3~4角では仕掛けを待たされる形でもロスなく進めて直線。序盤で進路確保スムーズ、楽に外に出すがそこからの伸びはいまいちで、最後までジリジリとなだれ込む形での4着完敗だった。
少なくとも前にいた3着フィエロとの比較で優位とまでは言えなかったわけなので、この馬の持ち味が前半要素で少し削がれている可能性が高い。もちろんレースレベルが高かった可能性もあるんだが、マイルで基礎スピードが問われてとなると最序盤のポジションも難しいし、ロスなく立ち回って直線序盤では進路確保も縦の位置取りも良い状況で入れて、それでも伸び切れなかったという事実は受け止めたいところ。なので距離が延びたことで前半が楽になって縦の位置を良くしながら、直線でのトップスピードの質・持続力で勝負できるようになったことが安定してきた要素なのではないかという推測に繋がる。
●2017新潟記念に向けての展望
このレベルまで来るとポジショニングが非常に重要だと思う。TS持続力という点で見ればダッシングブレイズの方が上だったわけで、その辺りを考えると後ろになるとこの距離のこの面子で末脚の絶対量ではメイSのタイセイサミットとの比較でみても圏内まで届ききらない可能性の方が高いと思う。勝ち負けまで絡むならやはりスローならば前半2列目までを取ってしまいたいし、仮に平均で流れる中でも中団ぐらいでは勝負したいと思う。今年は混戦模様ではあるが、マイネルフロストとの比較で見た時に前半のポジションに関しても多分簡単ではないし、新潟大賞典で2着したパフォーマンスをされてしまうとそれ以上の脚を使って差すのは難しいかなと。ゲートも上手い方ではないので枠順の並びは重要になるし、新潟外回りのミルコは個人的には信頼しているのでそこでフォローできればというところだが、人気しそうな割には結構リスクはあるなという評価。まだ何とも言い難いが、枠の並びで判断したい。最序盤後ろで包まれてとなるとそこから直線勝負で差し込むのは難しいとみている。
2017 9/3(日)
第37回 小倉2歳ステークス(GIII) 小倉芝1200m
予想用・出走予定馬一覧
新馬戦では1:08.5とメンバー中最速の時計を叩きだしての完勝したモズスーパーフレアが同じ舞台の小倉2歳ステークスに出走予定だ。前走はしっかりとハナを奪って3着以下はぶっちぎっての完勝、食らいついてきたジャスパープリンスも振り切っての内容は目立った。今回は相手も強化だが、前走同様強さを見せつけることができるか。
前走の内容はかなり良かったと思うし、アサクサゲンキとの比較でみても割と上位互換になってしまうんじゃないかなと思う。上がり切った厳しいペースに対応できるかどうかというのは読めない面もあるが、それでも基礎スピード面では高いレベルでクリアしている方。
●新馬戦 1着 13頭7枠11番
小倉芝1200m良 1:08.5 34.0-34.5 M
12.1 - 10.7 - 11.2 - 11.6 - 11.1 - 11.8
この新馬戦の勝ち方だけならメンバー中でも1番だと思っている。ペースバランスは平均で収めていてややハイ寄り。ラップ推移的に特徴があって、L3で11.6と息を入れてからL2の再加速で11.1、ここが後半最速地点となっていてしかもかなり速いラップ。34.0を平均で収めてそこからの一瞬の脚が凄かったという感じ。
11番枠から好発、そこから内のミンミンレジーナが行き切ったので序盤は無理をしない。しかし逃げたミンミンの外から3角までにハナを奪い取ってかつ息を入れる。4角で追い出されて外からくるジャスパープリンスとともに2列目以降を突き放して直線。序盤でマッチレースの予感をさせたが、結局ジャスパーには一度も並ばせずにしっかりと押し切った。
ジャスパーとの2頭の構図で見ると分かりにくいが、4角で2列目が一気に下がっているのはこの2頭が一気に加速しているという相対的な見方をすべきだろうと。ラップ推移的にもこの馬は3角で前に出た段階でペースを少し落としていることになるし、そこで押し上げてきたジャスパープリンスの方が序盤勢いがあったのはその辺。そして勢いに乗ってきたジャスパーの後で仕掛けて自身で加速しないといけない状況に持ち込まれて4角出口で一旦並ばれたのに直線で一気に離しているし、これはかなり評価ができる。器用にギアの上げ下げができるのに加えて、このペースでやれたというところが大きい。時計が1:08.5と速いのだが、伸ばす余地を大いに残したうえでのものなので。
●2017小倉2歳ステークスに向けての展望
父スペイツタウン、母クリスティーズトレジャー(父Belong to Me)。兄弟にはこれと言った実績はないが恐らく海外からの購入馬で日本では初仔ということだろう。父はマキャヴェリアンの系譜なのでミスプロでもスプリント色が強いし、母系はダンジグ、インリアリティ、ボールドルーラー系とスピード色の強い系統が連続している。特にインブリードもボールドルーラーやセクレタリアトといったナスルーラ系の強さが出ている印象かな。この感じの血統だと多分1200ベストの可能性が高いかなと。この馬個体で見てもやはり1200で高い総合力を見せていて、このペースから一息を入れて仕掛けを待ちながらも鋭く動けているというのは強みになると思う。ただし、逆に言えば総合力が武器の可能性もあるし、アサクサゲンキの方がペースバランス的にしんどい中で一足を使ってきている。この馬自身が1秒以上のハイになってもやれるかどうかがカギかもしれない。ただ、もちろんこの馬は前走のパフォーマンスを新馬戦でやってきている。新馬からの叩き2走目という観点で見れば上昇度はこちらの方が期待できるのでその辺を総合的に考えたい。抜けた1番人気にならない、雨でズブズブにならないことを祈りながら現時点での本命候補としている。
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9/3(日) 新潟11R(WIN5対象)
サマー2000シリーズ 第53回新潟記念(G3) 芝2000m
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
2週 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
3週 | 0- 0- 2- 24/ 26 | 0.0% | 0.0% | 7.7% | 0 | 35 |
4週 | 5- 3- 3- 34/ 45 | 11.1% | 17.8% | 24.4% | 91 | 93 |
5~ 9週 | 4- 7- 3- 52/ 66 | 6.1% | 16.7% | 21.2% | 203 | 120 |
10~25週 | 1- 0- 2- 20/ 23 | 4.3% | 4.3% | 13.0% | 26 | 77 |
半年以上 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
明け2戦 | 2- 1- 3- 31/ 37 | 5.4% | 8.1% | 16.2% | 37 | 68 |
明け3戦 | 2- 1- 3- 19/ 25 | 8.0% | 12.0% | 24.0% | 91 | 109 |
明け4戦 | 2- 4- 1- 13/ 20 | 10.0% | 30.0% | 35.0% | 373 | 198 |
明け5戦 | 0- 1- 0- 16/ 17 | 0.0% | 5.9% | 5.9% | 0 | 34 |
明け6~ | 3- 3- 1- 34/ 41 | 7.3% | 14.6% | 17.1% | 157 | 78 |
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000万下 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1600万下 | 1- 3- 0- 16/ 20 | 5.0% | 20.0% | 20.0% | 30 | 75 |
OPEN特別 | 0- 0- 1- 13/ 14 | 0.0% | 0.0% | 7.1% | 0 | 80 |
G3 | 9- 7- 9- 97/122 | 7.4% | 13.1% | 20.5% | 144 | 100 |
G2 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
G1 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
重賞 | 9- 7- 9-105/130 | 6.9% | 12.3% | 19.2% | 135 | 93 |
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同距離 | 9- 8- 7- 85/109 | 8.3% | 15.6% | 22.0% | 106 | 95 |
今回延長 | 1- 1- 3- 43/ 48 | 2.1% | 4.2% | 10.4% | 136 | 84 |
今回短縮 | 0- 1- 0- 10/ 11 | 0.0% | 9.1% | 9.1% | 0 | 30 |
1400m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1600m | 0- 1- 2- 26/ 29 | 0.0% | 3.4% | 10.3% | 0 | 53 |
1700m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1800m | 1- 0- 1- 15/ 17 | 5.9% | 5.9% | 11.8% | 384 | 147 |
2000m | 9- 8- 7- 85/109 | 8.3% | 15.6% | 22.0% | 106 | 95 |
2200m | 0- 1- 0- 6/ 7 | 0.0% | 14.3% | 14.3% | 0 | 48 |
2400m | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
2500m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
小倉記念 | 5- 2- 3-32/42 | 11.9% | 16.7% | 23.8% | 98 | 85 |
七夕賞 | 2- 4- 1-18/25 | 8.0% | 24.0% | 28.0% | 218 | 128 |
函館記念 | 1- 1- 2-12/16 | 6.3% | 12.5% | 25.0% | 91 | 167 |
クイーンS | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 3265 | 690 |
常総S | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 610 | 230 |
日本海S | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% | 0 | 85 |
新潟日報賞 | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0 | 213 |
マレーシアC | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% | 0 | 300 |
関屋記念 | 0- 0- 2-18/20 | 0.0% | 0.0% | 10.0% | 0 | 45 |
新潟大賞典 | 0- 0- 1- 4/ 5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 88 |
モンゴルル大統領賞 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 1120 |
前走 | 1着馬 | 着 順 |
人 気 |
2着馬 | 着 順 |
人 気 |
3着馬 | 着 順 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 常総S | 1 | 1 | 七夕賞 | 1 | 3 | 新潟大賞典 | 6 | 13 |
2015 | 小倉記念 | 6 | 4 | 函館記念 | 8 | 2 | モンゴル大統領賞 | 16 | 8 |
2014 | 小倉記念 | 2 | 6 | マレーシアC | 1 | 1 | 小倉記念 | 6 | 1 |
2013 | クイーンS | 7 | 7 | 小倉記念 | 6 | 2 | 七夕賞 | 6 | 11 |
2012 | 函館記念 | 1 | 4 | 七夕賞 | 12 | 2 | 小倉記念 | 6 | 7 |
2011 | 小倉記念 | 6 | 1 | 小倉記念 | 15 | 7 | 関屋記念 | 5 | 1 |
2010 | 小倉記念 | 4 | 2 | 七夕賞 | 5 | 4 | 小倉記念 | 7 | 3 |
2009 | 小倉記念 | 2 | 1 | 日本海S | 1 | 1 | 函館記念 | 3 | 8 |
2008 | 七夕賞 | 12 | 6 | 七夕賞 | 3 | 3 | 函館記念 | 13 | 11 |
2007 | 七夕賞 | 3 | 3 | 新潟日報賞 | 1 | 7 | 関屋記念 | 17 | 15 |
前走脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0- 1- 1- 10/ 12 | 0.0% | 8.3% | 16.7% | 0 | 107 |
先行 | 1- 3- 3- 21/ 28 | 3.6% | 14.3% | 25.0% | 233 | 130 |
差し | 8- 6- 4- 57/ 75 | 10.7% | 18.7% | 24.0% | 89 | 109 |
追込 | 1- 0- 2- 47/ 50 | 2.0% | 2.0% | 6.0% | 98 | 33 |
マクリ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
3F 1位 | 3- 2- 1- 26/ 32 | 9.4% | 15.6% | 18.8% | 79 | 67 |
3F 2位 | 0- 1- 0- 16/ 17 | 0.0% | 5.9% | 5.9% | 0 | 17 |
3F 3位 | 1- 1- 1- 18/ 21 | 4.8% | 9.5% | 14.3% | 44 | 35 |
3F ~5位 | 3- 1- 1- 17/ 22 | 13.6% | 18.2% | 22.7% | 106 | 73 |
3F 6位~ | 3- 5- 7- 59/ 74 | 4.1% | 10.8% | 20.3% | 166 | 135 |
2017 9/3(日)
第37回 小倉2歳ステークス(GIII) 小倉芝1200m
予想用・出走予定馬一覧
勝ち上りまでに3戦を要したが小倉芝1200mの未勝利戦2走の内容が良いアサクサゲンキが武豊とのコンビで小倉2歳ステークスに出走予定だ。前走はハイペースを刻み切っての圧勝と勢いをつけてここに向かってきた。鞍上も先日北九州記念を制した舞台、元気な人馬のコンビで一気に重賞制覇までたどり着くか?
小倉も今年は高速馬場だったので前走の時計そのものだけでは何とも言い難い。ただ、前走は上げ切っていないし、同日の3歳未勝利(牝馬限定だが)よりは速い時計を出して勝ち上がっている、しかも余裕をもってというのは良い傾向。ここも軽視はできないかな。
●未勝利 1着 12頭1枠1番
小倉芝1200m良 1:08.8 33.6-35.2 H^2
12.0 - 10.5 - 11.1 - 11.7 - 11.5 - 12.0
まずは勝ちあがった前走の未勝利戦を振り返る。ペースが1.6でかなりのハイ、ラップ推移的に見るとL3-2で11.7-11.5と0.2の再加速、L3での減速を考えると時計的にはもうちょっと詰められた可能性が高い。基礎スピードを高いレベルで問われたがコーナーで息が入っている。
1番枠からまずまずのスタート、そこから軽く促されるだけでハナを取り切る。そこからもハイペースで進めていくが3角辺りから徐々にコントロール、少し息を入れて後続も少し取り付いてくる。4角で軽く仕掛けるとラップが示す通り出し抜いて直線。序盤でリードを2馬身半ほど広げ、L1まで差を広げての完勝だった。
内容的にはかなり強い競馬だったし、ラストまでしっかりと追われていたのでその辺りはともかく、ラップ推移的に少し緩めていたというところはあるので時計的には伸ばせる可能性はある。また2走前も振り返るが、ペースを引き上げたことで良さが出ているところはあるので、よりスプリント色が強いタイプだとみて良いかもしれない。
●未勝利 2着 6頭6枠6番
小倉芝1200m良 1:09.3(+0.1) 34.5-34.7 M
12.2 - 10.7 - 11.6 - 11.8 - 11.2 - 11.7
この未勝利2着時も決して悪くはない。ペースバランスは平均ペース、ラップ推移的には顕著に中弛みがあってそこからのL2最速11.2とトップスピードを問われているし、1200m戦としては後半要素をかなり高く求められた。特にこのレベルまで来るとギアチェンジを結構問われている。
6番枠から好発、無理せず番手で進めていく。道中も促しながら追走だが3角辺りで逃げ馬がペースを落としたので楽になる。しかし4角でペースを引き上げられたところで少し置かれて直線。序盤ではジリジリと食らいつくが前も加速しているのでなかなか差がつまらない。L1ではジリッと来ていたが及ばず、抜いたのはゴール板過ぎだった。
このように、ここまで緩められてしまうとギアチェンジの差を感じたかなと。基本的に逃げ馬はギアチェンジを自分のタイミングでしやすいというのはあるが、こちらはペースが落ちたところで合わせてコントロールして、そこから前の仕掛けの後での動きになったのもあって4角出口で置かれた。これが敗因としては大きい。遅れながらもL1は来ていたので。前走は逃げてペースを作ったうえでだし、加速度もこのレース程高くなかった。あまり緩めすぎると良くないという感じはあるので、距離はともかく基礎スピード面を高いレベルで問われた方がいいタイプだろうと。
●2017小倉2歳ステークスに向けての展望
テンが速いし二の足も速いのでひとまずポジショニングに関してはそこそこ期待していいと思う。また2走前の未勝利戦でも番手で進めて再加速で置かれたものの悪くはなかったので、少なくともポジションに関してはある程度幅があるだろうと。緩めすぎると置かれていたが、それでもあれだけやれたら基本流れる小倉2歳ステークスならそこまで不安はない。依然として小倉は高速状態が高いレベルでキープされているが、厄介なパターンとしては速い時計で淡々と進められてしまうところだろうが、現時点ではそういう競馬で高いパフォーマンスを見せてきている馬も少なくヴァイザー程度。モズスーパーフレアよりは厳しい流れに対応してきているのでそこは楽しみな面。ただ、こちらは既に3戦目なので状態面での上積みというのが期待しにくい、というのもある。そういったところを相対的に判断して考えていきたい。重い印を視野に入れつつもベースは連下辺りというところかな。信頼度そのものは高い方だと思う。