2019年2月25日月曜日

【阪急杯回顧】スマートオーディンは決め手を最大限に活かした最高の競馬

それでは先週の回顧を始めよう。まずは阪急杯からだね。

■スマートオーディン【決め手を最大限に活かした最高の競馬】
鞍上は8枠を引いていたから外を回されたときの距離ロスを心配していたと思う。後ろから行く競馬はこの馬の瞬発力に懸けた一か八かの乗り方だったんだけど、今回はそれがバッチリとハマっていた。折り合いもついていたし、決め手を最大限に活かした最高の競馬。

■レッツゴードンキ【乗り役の狙い通り】
勝ち馬と違って、内枠を引いた。包まれたときの心配があったため、いつもよりも前めの競馬をしていたね。負けはしたものの好位からジワジワと伸びていたし、乗り役の狙い通りだったんじゃないかな。

■ロジクライ【直線の進路取りで苦労】
中団インから競馬をしていたけど直線の進路取りで苦労していたね。もう少しスムーズな競馬だったら際どい争いだったと思うよ。

ミスターメロディは4角の伸びは良かったけど直線で他馬と接触してリズムを崩した。そこが痛かったね。ダイアナヘイローは外枠ということでハナを取りに行くのに力を使った。内枠なら違っていただろう。

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